1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

ハンズオン準備1:ベクトルタイル内で OSM と相互参照なしに混ぜるデータに Share-Alike が適用されないと考えることの整理

Last updated at Posted at 2018-11-03

ハンズオン準備」シリーズ趣旨

2018年12月に実施される OSGeo.JP Workshop for UN Vector Tile Toolkit - Let’s make sustainable web maps の準備をする中で、日本語で共有してみたいものをいくつか Qiita に書いてみたいと思います。

ハンズオンのモデルストーリー

ハンズオンのモデルストーリーは、OSGeo.JP の GitHub issues で整理してみました。このモデルストーリーに肉付けする作業をこれからしていくことになります。

上記 issues で整理しているモデルストーリーの項目だけ引き写すと、次の通りになります。

  1. ソースデータ(OpenStreetMapおよび地球地図)の入手・下処理(説明のみ)
  2. 地物ストリームを処理しながら設計属性を付与
  3. tippecanoe で mbtiles ファイルに変換
  4. ベクトルタイルサーバ spinel でローカルホストにホスト
  5. ローカルホストに設置した maputnik でスタイル付け
  6. HTTPS, SPDY 又は HTTP/2 サーバで運用(説明のみ)

【今回作業】ODbL の Share-Alike は今回利用でトリガーされるか

ハンズオンでは OpenStreetMap データを使います。一般的には「(c) OpenStreetMap contributors」をつけることが、ライセンスを遵守するために必要なことと理解していますが、今回は、小縮尺では地球地図、大縮尺では OpenSteetMap を使うということをするので、より詳細な検討が必要です。

小縮尺では地球地図、大縮尺では OpenSteetMap を使うことで、地球地図データに ODbL の Share-Alike が発動するのか、ちょっと整理してみることにしました。

Collective Database Guideline Guideline

こういうときには、Collective Database Guideline Guideline をみるのかなと思います。これをみると、次のように書いてあります。

an OSM dataset used in combination with a non-OSM dataset will be considered a Collective Database, and will not trigger share-alike when:
the non-OSM and OSM datasets do not reference each other; or (以下略)

今回のハンズオンで、地球地図データと OpenStreetMap データが相互参照をしない限りは、地球地図データに対して Share-Alike が発動されないと理解することができます。

次回予定

次回は、planet.osm.pbf を 4096 分割したモジュールを作成する話を簡単に書くつもりです。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?