背景
同じChatGPTでも、使うモデルによって回答はどこまで変わるのか。
今回は、Web版の「Instant」と、デスクトップアプリで利用できる「GPT-6 Astra 軽」に、まったく同じスライド画像を渡して、同じ修正をお願いしてみました。
指示した内容はシンプルです。
「03の項目に対して、まだ解放されていない機能・コンテンツに🔒を付けて、ロック中だと一目で分かるデザインを適用して」です。
Web版「Instant」の回答
Web版のInstantでは、まずスライドのデザインを読み取ったうえで、
・03だけを「未解放」にする
・全体を薄いグレーに落とす
・中央に鍵アイコンを配置する
・「LOCKED」や「COMING SOON」を入れる
・価格は非表示、または「—」にする
といった具体的なデザイン指示をしてくれました。
さらに、「黒いベタ塗りや派手な鍵ではなく、01・02より薄くフェードさせる+細線の鍵アイコンが馴染む」と、元のスライドのトーンまで考慮した提案も。
単に「鍵を付ければいい」と答えるのではなく、既存デザインとの統一感まで見てくれているところがよかったです。
ただし、このとき返ってきたのはあくまでテキストベースでの「こうするといい」という提案でした。
デスクトップアプリ「GPT-6 Astra 軽」の回答
同じ画像・同じ指示をGPT-6 Astra 軽にも渡してみました。
こちらは、
「03に🔒と『ロック中』バッジを追加し、背景と文字をグレーにして未解放と分かるデザインにしました。」
という回答とともに、実際に加工されたスライドのデザインが返ってきました。
03のエリアだけがグレーアウトされ、上部には「🔒 ロック中」。
さらに各項目にも鍵が追加されていて、元の01・02と比較すると「ここだけまだ使えない」ということが視覚的に分かるようになっています。
一番感じた違い
今回の比較で面白かったのは、回答の文章量や知識量というより、指示をどこまで実行に移すかの違いでした。
Web版Instantは、
「どう直せばいいか」を具体的に提案する。
GPT-6 Astra 軽は、
「こう直しました」と成果物まで返す。
という違いが出ました。
Instantの提案もかなり具体的で、デザインを自分で修正する前提なら十分参考になります。
一方でAstraは、こちらが細かく作業工程を指定しなくても、意図を汲んで実際のアウトプットまで持っていってくれたのが印象的でした。
Astraの場合、「AIに相談する」というより、「AIに作業を任せる」感覚に近づいているように感じました。
まとめ
今回の1ケースだけでモデル全体の性能差を断定することはできません。
ただ今回の検証では、
Instant → デザインを分析して、具体的な修正方法を提案
GPT-6 Astra 軽 → 意図を汲み取り、実際の修正まで実行
という違いがはっきり出ました。
同じChatGPTでも、「モデル」で体験はかなり変わる。
特に、資料やデザインのように「考えてもらう」だけでなく「実際に実際のパターンを出して欲しい」作業では、この差は大きそうです。
※掲載しているスライドは制作途中です。内容についてのツッコミはご容赦ください。。。

