Python + OpenCVでカメラの使い方メモ

はじめに

pythonでカメラを使いたいときのコード。これが動くことを確認してから、各種の認識コードを試す。
多くのサンプルではカメラを簡単に表示できるのに、自分の環境ではDirectShowを書かないと動かず、解決までかなり時間を取られたのでメモ。

また、カメラの露出やピントを固定する際のamcap.exeのような設定画面を表示できるので、それも追加。

解像度を指定する方法も追加。

環境

Windows 11
Logitech HD Pro Webcam C920
python 3.11.6

camera.py

import cv2 #openCV

cap = cv2.VideoCapture(0, cv2.CAP_DSHOW) #0番目のカメラ。DirectShow書かないと動かなかったwindows
cap.set(cv2.CAP_PROP_SETTINGS, 1)#カメラ設定ウィンドウ表示

cap.set(cv2.CAP_PROP_FPS, 30)
cap.set(cv2.CAP_PROP_FRAME_WIDTH, 800)
cap.set(cv2.CAP_PROP_FRAME_HEIGHT, 450)

while True: #永久ループ
    ret, video = cap.read()#画像取得

    cv2.imshow('camera' , video)#表示

    key =cv2.waitKey(10) #ESCで終了
    if key == 27:
        break


cap.release() #終了
cv2.destroyAllWindows()

カメラ環境が特殊な場合

カメラが2台ついているとか、認識してくれない場合に、接続状況を確認するコード。

camList.py

import cv2

for n in range(0, 20): 
    cap = cv2.VideoCapture( n, cv2.CAP_DSHOW )
    if cap.isOpened(): 
        print("VideoCapture(", n, ") : Found")
    else:
        print("VideoCapture(", n, ") : None")
    cap.release()

参考