はじめに
processing4.0b1のvideoライブラリの動作検証です。Processingではwebカメラを使うのが非常に簡単ではありましたが、MacOS 10.15から32bitプログラムが動かなくなった関係で、videoライブラリが動かなくなったりしました。
動かない時は、3.5.3を一度入れてから、3.5.4を入れると動いたりして。それでもダメな時は、もっと古いバージョンを手動で入れてコマンドも使うなど、初心者にはハードルが高すぎました。
4.0になって、その辺が一気に解消するといいのですが、アルファからベータになってどうなっているでしょう。
結論
動く。
環境
M1 Mac
processing4.0b1
MacOS 11.1
GStreamer-based video library for Processing 2.0
※起動時にはコマンドラインに1.16.2と出る
SlitScanサンプルプログラム
追記:
processing4.0b2
MacOS 11.6
にアップデートしても、SlitScanは動いた。ただし、初回実行は10秒かかる。
注意点
すでに、3.5.3と3.5.4が入っていて、videoライブラリ問題が解決している環境なので、問題がないのかもしれません。processing4.0b1を入れて起動して、すでに入っていたライブラリのサンプルにアクセスできたので、まっさら環境に4.0b1だけだと、結果は違うかもしれません。
メモ
内部的に、java8からjava11になって高速化していると、書いてありますが、フラクタル系のサンプル動かした感じでは、逆に遅くなってます。環境のせい?
追記:
4.0b2にして、OSも最新にした場合、フラクタルの計算で、
3.5.4では32秒に対し、4.0b2では26秒と速くなった。