【第20章】カスタムスクリプトで時短|ヘルプデスクの“次の一手”
こんにちは、 HelpdeskTimesの辻つばさ です💼
今回は、日々の繰り返し作業を自動化して時間を生み出す
カスタムスクリプト活用術 についてお話します。
⚡ スクリプト化が有効な場面
- 同じ作業を何度も繰り返している
- マニュアル通りの操作で工夫の余地がない
- 人的ミスが発生しやすい
🛠️ カスタムスクリプトの事例
① ログ収集の自動化
- サーバーや端末から必要なログをまとめて取得
- 日付や端末名で自動的にフォルダ分け
② 定型メール送信
- 進捗報告や完了通知メールをワンクリックで送信
- 宛先や本文テンプレートをスクリプトで管理
③ ファイル整理
- ダウンロードフォルダを自動仕分け
- 古いファイルを一定期間後に削除
💡 スクリプト活用のポイント
- 小さく作ってすぐ試す
- 完璧を目指さず、まずは動くものを作成
- 誰でも使える形にする
- 実行手順を簡単に、GUIやショートカット化も検討
- 管理ルールを作る
- バージョン管理や置き場所の統一
📝 例:PowerShellでのファイル整理スクリプト
$source = \"C:\\Downloads\"
$destination = \"C:\\Sorted\"
Get-ChildItem $source -File | ForEach-Object {
$ext = $_.Extension.TrimStart(\".\")
$folder = Join-Path $destination $ext
if (!(Test-Path $folder)) { New-Item -ItemType Directory -Path $folder }
Move-Item $_.FullName -Destination $folder
}
🧠 つばさメモ:時短は“時間を空けるための投資”
スクリプトを作る時間は 将来の時短貯金 です。
一度自動化すれば、その後の作業時間を何倍も節約できます。
空いた時間で、より価値の高いサポートに注力しましょう。
📌 次回予告
次章からは新しいテーマに突入!
👉 「少人数デスクのワークフロー設計」
人数が少なくても回る体制づくりのコツをお届けします👥