【Helpdesk入門 第13章】引き継ぎメモと対応ログの記録術📝
こんにちは、 HelpdeskTimesの辻つばさ です🖊️
今回は、“引き継ぎ”と“ログ”にまつわる超重要テーマ!
「あれ、誰がどこまでやったんだっけ?」を防ぐ記録術 をお届けします!
🧠 なぜ引き継ぎ・記録が重要なの?
- 自分がいなくてもチームが対応できる
- 二重対応・対応漏れを防げる
- 問い合わせ履歴が「資産」になる
- クレーム防止!「言った・言わない」論争を回避!
📚 引き継ぎメモに入れるべき内容は?
項目 | 内容例 |
---|---|
問い合わせ内容 | 〇〇システムにログインできないとのこと |
対応した日時・手順 | 7/30 10:30 パスワードリセット依頼済/再発待ち |
現在の状況 | 一時対応済・根本対応は未実施 |
次にやること | 明日再発するようなら再ヒアリング・切り分けへ |
担当者/連絡先 | 辻(内線1234) |
→ 要点を押さえて簡潔に!箇条書き推奨!
📝 対応ログの基本フォーマット
■日時:2025/07/30 10:30
■担当:辻
■内容:ユーザーより「〇〇にアクセスできない」と連絡
→ パスワードリセット案内 → 解消確認済
■備考:システム負荷により遅延していた可能性あり。再発時はアクセスログ要確認。
🧩 記録ミスあるある
ケース | 改善ポイント |
---|---|
日時が抜けている | 「いつ誰が対応したか」は最低限書く |
「対応中」のまま放置 | ステータスは常に最新に!「継続中」「完了」に更新 |
引き継ぎ先が不明 | 「次に誰がやるか」も明記しておく |
メモが長文で読みづらい | 箇条書き・見出し・改行で整理! |
📦 共有先・ツールの選び方
方法 | メリット | 注意点 |
---|---|---|
Excel/スプレッドシート | 管理がしやすい/検索しやすい | 同時編集/更新ルールが必要 |
チケットツール(例:Jira、Redmine) | 担当割り当て・進捗管理に強い | 導入・運用コストがかかることも |
Teams/チャット | 即時共有/タイムラインが自然に残る | 情報が流れて見つかりづらくなる |
→ チームの規模・業務量に応じて最適な方法を選びましょう!
💡 記録は「未来の自分」への手紙
- どんなに忙しくても、5行だけでもいい。
- 他の人が読んで“動ける”情報を残そう。
- 「誰かが助かる情報」こそ、真のプロの証!
📌 まとめ
テーマ | ポイント |
---|---|
引き継ぎメモ | 状況・対応・次のアクションを明確に書く |
対応ログ | 最低限「日時・内容・担当・状況」は記録 |
読みやすさ | 箇条書き・テンプレ・簡潔さを意識 |
共有の工夫 | ツール・ルール・習慣づけで“活きた情報”に育てる |
▶️ 次回予告
第14章:テレワーク時代のリモートサポートスキル ** 電話・チャットだけで「画面が見えない状況」でも対応できる? ** “見えない相手”を支える伝え方とツール活用術 を紹介します!
それじゃ、また次回っ📝