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QtAdvent Calendar 2017

Day 14

日本Qtユーザー会WebSiteのコンテンツについて

Last updated at Posted at 2017-12-15

#はじめに
12日目の記事でqt-projectへのコントリビューションの話を書いたんだけど、関連っぽいネタとしてユーザー会WebSiteのコンテンツへのコントリビューションについてちょっと書いてみる。

#日本Qtユーザー会のWebSite
@hermit4さんの13日目の記事ではQtWebServiceベースで動いていると紹介されているんだけど、現時点で厳密にはその前身であるSilkで動いてる。

QtWebServiceへの移行は今作業中で、クリスマスまでに間に合ってカレンダーの枠が空いてたら記事にするかも(笑)
SilkについてはQtWebServiceに移行したので開発は中止されてるけど、@task_jpさんの5日目の記事にもある通りQtWebServiceはソースが公開されてpatch歓迎の状態だし、サイトのコンテンツも同じく次に紹介するユーザー会が運営するサービスで全部公開されていて、オープンに修正が可能になっている。

#日本Qtユーザー会のgitサーバー
日本Qtユーザー会が公開しているgitサーバー

本家が公開しているQtのソースのmirrorと、ユーザー会/ユーザー会メンバが公開しているアプリやツールのソースが閲覧/取得できる。

#日本Qtユーザー会のGerritサーバー
本家(12日目の記事で紹介した https://codereview.qt-project.org/ )と同じGerritを使ったコードレビューのシステム。

ユーザー会/ユーザー会メンバが公開しているアプリやツールの変更管理をしている。
qt-project.orgはQtアカウントを作ってSing InするんだけどこちらはGithubのアカウントでSign Inするようになっている。

#コントリビューションのしかた
基本的なpatchの投げ方は12日目の記事で紹介したqt-projectと同じ。
違うのは上に書いた通り、コードレビューシステムにはGithubのアカウントを使ってSign Inするってところぐらい。

Sign Inしてしまえば後の設定(SSH-Keyの登録や.ssh/configの書き方)はそのまま"qt-project.org"を"qt-users.jp"に読み替えて貰えれば大丈夫。かんたんだよ。

#動作確認など
Silkを動かすにしてもQtWebServiceをビルドするにしても基本的にqthttpserverが必要なので、ビルド&インストールしておこう。

qthttpserver
# git clone ssh://codereview.qt-users.jp/qthttpserver.git
# cd qthttpserver
# qmake
# make
# sudo make install

Silkはとりあえずコンテンツの確認したいだけならビルドするだけでOK

Silk
# git clone ssh://codereview.qt-users.jp/silk.git
# cd silk
# qmake
# make

コンテンツを取り寄せる。

"www.qt-users.jp"のコンテンツ
# git clone ssh://codereview.qt-users.jp/qt-users.jp/www

コンテンツの中のwwwconfig.qmlを別の場所(例えば$HOME)にコピーして、Config{}の一行目で定義しているrootを、手元の環境に合わせて書き換える。

wwwconfig.qml(例:$HOMEの直下でcloneした場合)
Config {
    property string root: ''/home/hogehoge/www"

コンテンツを変更したり追加したりした後、下のようにSilkを起動してみる。

# ./silk/bin/silk -config /home/hogehoge/wwwconfig.qml

あとはブラウザでlocalhost:8008にアクセスして実際にどう表示されるのか確認できる。
問題なく表示されることが確認できたらcommit&pushしてみよう。

参考までにQtWebServiceのソース取得は以下の通り。

QtWebService
# git clone ssh://codereview.qt-users.jp/qtwebservice.git

#今年自分がやったコンテンツの変更
特にメンテナーを買って出ている訳ではないんだけど、日曜大工ならぬ日曜プログラミングしかやらない(職業プログラマではない)おっさんで大してユーザー会に貢献できるスキルもないので、気がついた時にちょこっとお手伝いすることにしている。
まぁ、だいたいは@IoriAYANE師匠がリリースしたQt関連書籍をユーザー会WebSiteで紹介するのがメインなんだけど(笑)

#ということで・・・
実のところ、日本Qtユーザー会のWebSiteはコンテンツが不足している。
コンテンツの管理や追加は手の空いたヒトがボランタリーにやっている感じなんだけど、だいたいみんな忙しいのと、そもそも関わっているヒトがユーザー会の中でも限られているので、あまり多く検討できてない。
なので「ユーザー会のサイトにこんなのあったらいいな」というアイディアがあったら是非教えて欲しいし、できれば具体的なコンテンツ(コード)を投げてもらえるとものすごくありがたい(笑)

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