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ラズパイ使ってみた♪

Last updated at Posted at 2024-02-19

はじめに

久しぶりの投稿です。
私は長いこと様々なマイコンを使ってきましたが、これまで使用しなかった(避けてた?)ラズベリーパイを使ってみることにしました。
導入(購入順序)は次の通りです。
 Raspberry Pi Zero 2W → Raspberry Pi Pico → Raspberry Pi Pico W → RaspberryPi5
です。
やってみよう!と思う様になったきっかけは、ArduinoやESP32等を使ってみて、メーカーの違いやアーキテクチャの違いをあまり気にせず開発が進められる様になったと感じたこと。
そして開発環境等が「お小遣い」の範囲で構築できる様になったこと。
があげられます。
あと、最近流行り?の python もやってみようかなと思っていたこともあります。
では、購入順にざっくりとですがそれぞれの概要と使ってみた感想を記したいと思います。
現在販売されている最新のラズパイ各レベル全てのモデルが網羅されているので、これからラズパイを初めてみたいという方が参考になれば幸甚です。

Raspberry Pi Zero 2W

まず最初に購入したのは Raspberry Pi Zero 2W です。
20240219_085924.JPG
ケースには透明アクリル、USBハブにSSDを追加して使っています。
最初に買うラズパイを選ぶ時はどれを選ぶか迷います。
これを選んだ理由としては
WiFi、bluethooth が使える、OSが搭載でき、Windowsの様なGUIが使える、そして最新!ということです。
一言で感想を述べると
 ブラウザは使い物にならないがGUIは十分使える。動画ファイルの再生もサクサク!
でしょうか。
インストールしたOSはラズパイOSです。
開発環境としては Geany と Thonny が予めインストールされています。VSCodeはインストールしてみましたがかなり重たく使い物になるという印象は持てず速攻削除しました。

下はThonny実行時のキャプチャ
image.png

VLCメディアプレーヤーがインストールされており、動画はサクサク動いてくれました。
VHDMでスピーカー付きモニタに接続してあればちゃんと音も出ます!
購入価格は3,113円(スイッチサイエンスさん)でした。
円安による割高感がありますが、コストパフォーマンスは良いと思っています。

Raspberry Pi Pico

次にPicoです!(Pico Wのレポートは割愛します😁)
ラズパイZero2Wでpythonをいじり始めてみて、「あ、これ使えるじゃん!」と感じ、今度はマイコンタイプをいじってみたい!ということで購入したのはPicoです。
20240219_092724.JPG
Picoはスイッチサイエンスさんで購入した Maker Pi Pico Baseに載せて使っています。
写真はOLEDとMPU-6050を接続し加速度を測定、表示させています。
別途 Raspberry Pi Debug Probe も購入しています(これがあるとArduino IDE等でデバッグ可能)。
pythonはインタプリタ言語で、個人的にはN-BASIC等の思い出から「遅い」というイメージがあったのですが、当時のZ80等のマイコンと比べ桁違いにクロックが早いので「遅い」という印象は皆無でした😁
Arduino IDE と繋げてC++みたいなArudino言語でのアプリ開発も可能です。 Debug probeがあれば、ステップ実行も出来るのでとても便利です。
picoはアマゾンで900円くらいで購入しましたが、円安でなかったらワンコインくらいで購入できるのかと思うと、いまの円安傾向をなんとかしてほしい!と強く感じています。
マイコンはこれまでi8080からAVR等々使ってきましたが、picoに実装されているRP2040はとてもコストパフォーマンスの良いMPUだと思っています。
専用マイコンボードを起こす場合でもRP2040は今後の選択肢に加えようと考えてます。
Picoは、ラズパイZeroと後述するラズパイ5らとはコンセプトが異なると考えたほうが良いと思います。
PicoにはOSもありませんしね。組み込み用として、pythonで組むか、ThonnyやVSCodeを使ってC言語系でアプリケーションを構築する使い方が良いと考えます。
たとえば、マンマシンインターフェースとしてタッチパネル制御をラズパイZeroまたはラズパイ5を使って、その他ハードウェアリアルタイム制御をPicoまたはRP2040を使うのが良いと考えています。
今のところPicoのプログラム開発はWindowsPCから行っていますが、今後はラズパイ5からの開発も考えています。

Raspberry Pi5

20240219_101232.JPG
透明アクリルケースに入れました。右に突き出しているのはSSDです😁
Picoまでいじって、上位のラズパイも欲しいと思う様になりました。ただRp5の技適認証がまだだったので、ずっと待っていたのですが、先日スイッチサイエンスさんから入荷情報が入り、速攻でRP5を発注しました。
Zero2Wと比べるとパフォーマンスはかなり良いですね。
Youtube動画もサクサクです。
下手なWindowsPCよりも良いのでは?と感じています。
というか、Zeroで動かなかったブラウザが普通に動きます!
下はVSCode実行時のキャプチャですが、普通に使えます。ただしVNC経由だとちょっと重く感じます。
image.png
ただ今のところ、pipが使えなかったり、python開発環境がまだ出来ていないので試行錯誤中です。
pipが使えないことについては次のリンク先を参考にしてください。

Zeroが早くなったというだけでなく、なんとなくですが異質なものを感じています。
pythonバージョンもZeroとPi5では次の様に異なっていました。
 Zeroのpythonバージョン : 3.9.2
Pi5のpythonバージョン : 3.11.2
ただし、Zeroは標準ではpython2だったので後からpython3にしています。
Zero、Pi5ともにSSDを接続していますが、ファイル共有で使用した場合、Pi5のほうが速いということを実感できます。
なので家庭内でNASとして使うにはPi5のほうが良いと思います。Zeroでも使えないことはないがもっさり感があります。
PicoのデバッグはまだWindowsからだけなので今後Rp5でも試したいと思っています。

今回は以上です。では(^.^)/~~~

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