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AWS実務未経験から2ヶ月でAWS SAA(SAA-C03)に合格した勉強法

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Last updated at Posted at 2026-10-01

はじめに

この記事では、AWSの実務経験ゼロの状態から2ヶ月でAWS SAA(SAA-C03)に合格した勉強方法を紹介します。

この記事でわかること:

  • AWS SAAの試験概要(問題数・合格ライン・出題範囲)
  • 使用した教材4つとそれぞれの活用方法
  • 2ヶ月間の具体的な学習スケジュール
  • 模擬試験を80%超えるための取り組み方
  • 合格に向けた実践的なTips

想定読者:AWS SAAの取得を検討している方、クラウド未経験からエンジニアを目指している方

受験情報:

項目 内容
試験バージョン SAA-C03
AWS実務経験 なし(学習開始前)
学習期間 約2ヶ月

AWS SAA(SAA-C03)とは?

AWS Certified Solutions Architect - Associate(通称 SAA)は、Amazonが提供するクラウド資格の中でも人気の高いアソシエイトレベルの認定試験です。AWSの各サービスを組み合わせて、安全・高可用・高パフォーマンス・コスト効率の良いシステムを設計できる能力を問われます。

試験フォーマット

項目 内容
問題数 65問(うち採点対象は50問、15問は評価用のノーカウント問題)
試験時間 130分
受験料 150 USD
合格スコア 1000点中 720点以上
出題形式 択一選択・複数選択
受験方法 テストセンター または オンライン受験
有効期限 3年間

出典:AWS Certified Solutions Architect – Associate 公式ページ

出題4ドメインと配点比率

試験は4つのドメインで構成されており、ドメインごとに配点比率が異なります。

ドメイン 内容 配点比率
ドメイン1 セキュアなアーキテクチャの設計 30%
ドメイン2 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 26%
ドメイン3 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計 24%
ドメイン4 コストを最適化したアーキテクチャの設計 20%

出典:SAA-C03 試験ガイド(PDF)

配点比率が最も高いのはセキュリティ(30%)です。IAM・KMS・VPCのセキュリティ設計は重点的に学習する価値があります。

筆者の前提スキル・背景

学習開始前のスペックは以下のとおりです。

  • AWS実務経験:なし
  • クラウド全般の知識:ほぼゼロ(他のエンジニアから話を聞くくらい)
  • IT経験:3年半

AWS固有の知識は学習開始時点でほぼゼロでした。同じような状況の方の参考になれば幸いです。

使った教材と勉強の進め方

使用した教材は以下の4つです。順番通りに進めることで、インプット → 補完 → 演習 → 模試 という流れが自然に作れます。

教材①:徹底攻略 AWS教科書(書籍)

模擬問題付き 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書 第3版[SAA-C03]対応

まず最初にこの書籍を1周通読しました。各AWSサービスの概要・ユースケース・他サービスとの違いが体系的にまとまっており、全体像の把握に最適です。

活用のポイント:

  • 精読より通読を優先する(最初から完璧に理解しようとしない)
  • 知らないサービスが出てきても「こういうものがあるんだ」と流す
  • 後半の模擬問題は後回し

書籍は「地図」として機能します。サービスの全体像を頭に入れておくと、この後のping-tや模試の問題を解いたときに「あのサービスだ」と引き出しやすくなります。

教材②:Udemyの動画講座(不明点の補完に活用)

【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

書籍を読んで「文章だけでは理解しにくい」と感じた箇所を、この動画講座で補完しました。全部通して視聴するのではなく、わからない部分を辞書的に引く使い方です。

教材③:ping-t(問題演習)

ping-t AWS SAA 問題集

書籍とUdemyでインプットが終わったら、ping-tで問題演習を開始しました。ping-tは有料ですが、SAA対策として非常に完成度が高いです。

レベル15〜20になるまで継続して演習しました。ping-tにはレベル制度があり、問題を解くたびにポイントが貯まりレベルが上がります。レベル15〜20の範囲に達するころには、主要なサービスの問題を一通り経験できた状態になります。

ping-tの効果的な使い方:

  • 間違えた問題の解説を必ず読む(正解率より理解度を重視する)
  • 正解できた問題も「なぜ正解なのか」を言語化する
  • サービス単体の問題から始め、複数サービスを組み合わせた問題へと移行する

教材④:模擬試験(Udemy模試 + ping-t模試)

最終フェーズでは、Udemyについてくる模擬試験とping-tの模擬試験を繰り返し実施しました。

目標は85%以上の正答率を安定してとれるようになること。本試験の合格ラインは約72%相当(720点/1000点)ですが、模擬試験で85%を目標にすることで、本番の緊張や想定外の問題に対して余裕が生まれます。

模擬試験の取り組み方:

  1. まず時間を計って本番さながらに解く
  2. 終了後、解説を読む(ミスした問題)
  3. 85%を安定的に超えるまで模試を繰り返す

1回だけ「85%超えた!」で終わりにしないことが重要です。同じ模試を繰り返すと問題を覚えてしまうため、UdemyとPing-tを組み合わせて複数の模試を使いました。

2ヶ月の学習スケジュール(週次イメージ)

約2ヶ月間の学習の流れは以下のとおりです。平日は40分、土日は3時間程度を目安に取り組みました。

期間 やったこと
1〜2週目 書籍を通読(1章ずつ進める)
3週目 Udemyで理解が浅い分野を視聴・書籍を再確認
4〜6週目 ping-tで演習(レベル15〜20を目標に)
7週目 Udemy模試・ping-t模試を1回ずつ実施し弱点を把握
8週目 弱点分野を集中補強 → 模試を再実施 → 本番受験

最初の2週間で全体像を把握し、中盤3週間でping-t演習を集中的に行い、最後の2週間を模試と弱点補強に充てる流れが機能しました。

合格のためのTips

暗記ではなく「サービスの用途」で覚える

AWS SAAは出題範囲が非常に広く、サービス名と機能を丸暗記しようとすると挫折します。「このサービスはいつ使うのか」「似たサービスとの違いは何か」という用途ベースで覚えると、初見問題にも応用が利くようになります。

例えば、ElastiCacheとDynamoDB Accelerator(DAX)はどちらもキャッシュサービスですが、「RDSのキャッシュにはElastiCache」「DynamoDBのキャッシュにはDAX」という使い分けを理解しておくと、問題文のシナリオで判断しやすくなります。

問題文の「修飾語」を見落とさない

AWS SAAの問題は「〇〇の要件を満たすために最も適切なアーキテクチャはどれか」という形式が多く、複数の選択肢がすべて「正しい」ように見えることがあります。「最もコスト効率が高い」「最も運用負荷が低い」「最もスケーラブル」といった修飾語が選択肢を絞り込むヒントです。問題文の条件を見落とさないよう、丁寧に読む習慣をつけましょう。

まとめ

この記事で学んだことを振り返ります。

  • AWS SAAは65問130分、合格ラインは1000点中720点の試験
  • 4つのドメインのうち、セキュリティ(30%)と弾力性(26%)が配点比率が高い
  • 書籍で全体像を把握 → Udemyで補完 → ping-tで演習 → 模試で弱点補強 の順番が効果的
  • ping-tはレベル15〜20を目安に継続し、模試は85%超えを安定的に出せるまで繰り返す
  • 暗記より「用途と使い分け」で覚えると初見問題に対応しやすい

AWS SAAを取得したあとは、さらに上位のAWS SAP(Solutions Architect Professional)や、開発者向けのAWS DVA(Developer Associate)への挑戦もおすすめです。SAAで身につけた知識が共通して活きてきます。

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