LoginSignup
0
0

組み込みエンジニアがwebサービスを開発してみた

Posted at

はじめまして。初投稿なので、お見苦しい部分があったら申し訳ありません。

 自己紹介

普段は都内のメーカで、エンジニアとしてサービスよりのプロトタイプの開発や生成AIを活用した新規事業の立ち上げに携わっています。
2023年夏頃までは、製品の組み込み開発とソフトウェアの開発マネジメント業務に従事していました。

 プロダクトの概要

世の中の議論を可視化する事と完全匿名で議論できるサービス「議論.com」をリリースしました。
https://www.web-giron.com/

 開発のきっかけ

今回のプロジェクトを始めたきっかけは、以下の3つの要因によります。

 ①Web技術の習得への意欲

これまで画像解析や数値処理の開発を手がけてきましたが、Web技術の知識はほとんどありませんでした。
Web技術は非常に広範囲にわたり、技術書を読みながらの学習は普段の業務と並行して行うにはあまりにもハードルが高い状態だと感じ、一歩を踏み出せずにいました。
2023年初頭にChat GPTがリリースされ実際に自分で触った時、「GPTを副操縦士にwebサービスの開発をすれば技術書を買いあさる必要がないじゃないか?」と考え、開発に踏み切りました。
GPTは優秀な副操縦士で、フロントエンドやバックエンドの知見がなくとも、GPTとの問答を繰り返すことで必要な知識を身につけ、3か月程で今回のプロダクトを完成させることが出来ました。

 ②ニュースの表現への疑問

コロナ禍以降、ニュースでよく見かける「●●について賛否両論」や「●●に批判殺到」という表現に疑問を抱いています。
記事の内容を詳細に拝見すると、少数の否定的意見が際立っているだけで、実際には大多数が賛成しているケースもあります。
ニュースサイトとしては、こうしたセンセーショナルなタイトルがView数の増加に繋がると考えるのは理解できますが、1人のユーザーとしては、そうした表現に一面性や物足りなさを感じていました。
また、エンジニアの性として、実際に世間の賛否の数を集計し、その実態を可視化することに対して強い興味がありました。

 ③匿名での健全な議論の場の欲求

個人的に、現代のSNSではフォローワーとの関係性を考慮しながらコメントする必要があり、ネット特有の匿名性のメリットが失われつつあると感じています。
一方で、5chのような完全匿名のプラットフォームは、攻撃的な言動や悪意のある連投が問題となっています。
そこで、既存のSNSの良い点と5chの匿名性の良い点を組み合わせたようなサービスを開発することにしました。

 使い方

登録はGoogleアカウントかXのアカウントで登録する事が出来ます。
スクリーンショット 2023-12-24 190820.png

ログイン完了後、スレッドの作成や記事に対するリアクション、コメントが可能になります。

スクリーンショット 2023-12-24 191304.png

記事に対するリアクションは、「賛成ボタン」「反対ボタン」「高評価ボタン」があり、記事に対して簡易的にリアクションを起こすことが出来ます。
image.png

 リリースに対しての所感

このプロジェクトを通じて、フロントエンドやバックエンドの知識、さらにネットワークに関するノウハウを学ぶ良い機会となりました。
技術書を読むだけでは得られない深い理解や、実際にデータベースを構築し、サービスを運営する際に考慮すべき多くの点について考察することができたのは、非常に有意義な経験でした。
また、実際にアプリケーションを開発するハードルが低くなったと感じています。
職場や友人との会話の中で「こんなアプリがあったら面白いかもー」というアイデアが出たとき、以前よりも具体的な実装のイメージが浮かぶようになりました。

 今後の方針

今後の開発の方針としては、さらなる機能の追加と本サービスの人口が増えるように努めていこうかなと思います。
出来れば来年の2月までにマネタイズまで行きたい。。。

 最後に

今回、完全匿名で議論・投票が出来るプラットフォーム「議論.com」を開発しました。
まだまだ、発展途中のプロダクトですので、使いづらい点やエラーが発生するかもしれません。
その際は、コメントやXまでご連絡ください。
皆様からの貴重なフィードバックは、サービスの改善に大いに役立ちます。
実際にご利用いただいた感想もお聞かせいただけると大変嬉しいです。

X : https://twitter.com/hei_gironcom

最後まで、読んで頂きありがとうございました。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0