AWS Certified Alexa Skill Builder - Specialty
2019/4/16 に正式リリースとなった新しい認定です。
Alexaスキル開発者としての役割を果たす個人を対象とし、
スキルを構築、テストおよび公開する能力を検証することができます。
新しい AWS 認定 Alexa スキルビルダー – スペシャリティ試験の発表
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2019/04/new-awsexam-certified-alexa-skill-builder-specialty/
私が受験したのは2019年1月~2月まで受験可能だったベータ試験です。
受験前の知識レベルと学習方法
Alexa
Alexaに関しては社内の勉強会の講師をした経験もあり、スキル開発については
一定の知識がありました。とは言ってもAlexaが日本語対応した2017年末くらいから
最新のアップデートがキャッチアップできていませんでした。
Alexaは日々進化していて、2018年だけでも数多くの機能が追加されています。
Release Update -New Alexa Skills Kit Features and Tools-
https://developer.amazon.com/ja/alexa/feature-updates
試験ガイドを参照しながら、足りない知識をキャッチアップしていきました。
Alexa Skills Kitの公式ドキュメントは日本語化の対応も早く、控え目にいってバイブルです。
ガイドに記載されているその他のドキュメントにも一通り目を通しました。
また認定の正式リリースに伴い、サンプル問題や模擬試験も公開されているのでこちらを
確認、受験するのもよいと思います。
また英語のみですが、無料のE-Learningコースも公開されています。
AWS
AWSに関しては他の認定をいくつか取得しており、ベータ試験受験までの準備期間も
短かったことから特別な対策は行いませんでした。
LambdaやDynamoDB、CloudWatch、IAMといったサーバーレス周りの開発経験が
や知識があれば問題のないレベルだと感じました。
逆に言うとAlexa Skills Kitの知識だけで合格するのは難しいとも言えると思います。
ベータ試験を受験することのメリット
今回始めてベータ試験を受講しましたがこちらが一番伝えたいことかもしれません。
ベータ試験自体の詳細はこちらに記載されています。
受験可能な期間が限られている、言語は英語のみといった成約はありますが
これらを差し引いても以下のようなメリットがあり、受験してよかったと感じています。
- 通常試験の半額(Specialtyの場合は300ドル→150ドル)で受験可能
- ベータ試験が成功し、合格スコアを取得することができれば新しい認定の最初の正式な合格者になることができます
- 不合格となった場合でも、正式リリース後に無料で再受験可能なクーポンを受け取ることができます
ベータ試験の結果はベータ期間が終了してから約90日後に発表されます。
AWS Certified Security - Specialty のように一度目のベータ検証の結果
正式リリースとはならず(合格者なし)、2回目のベータ試験を経て正式リリースになった
認定もありますが、その場合もクーポンは発行されていたようです。
英語による受験も初めてでしたが、わかりやすい英語で記載されており、
技術的な単語はすぐに理解できましたので、試験時間の170分を有効に使うことで
そこまで怯える必要がないことがわったのもよい経験でした。
以上です。
参考になれば幸いです。