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Cognosレポートの多言語対応(その3)

Last updated at Posted at 2017-12-27

前回の続きでCognosのレポートを多言語対応化する方法その3です。

ひとつ前の記事
Cognosレポートの多言語対応(その2)

第3回 レポートのテキスト表示変更

Cognosレポート内にあるテキスト部分の表示を、コンテンツ言語によって切り替える手順です。レポート編集画面から操作します。

1.言語変数の作成

変数 -> 言語変数を新規作成を選択
20171128_002435_e.png

任意の変数名を入力し、英語と日本語にチェックを入れてOK
20171128_002436.png

2.テキスト部分の表示変更

テキストアイテムや列タイトルのテキスト部分を選択し、プロパティから「テキストソースの変数」を選択
20171128_002438.png

作成しておいた言語切り替え用の変数を選択してOK
20171128_002439.png

変数で「日本語」を選択し、テキストのプロパティをクリックまたはテキスト部分をダブルクリックして、日本語ロケールのときに表示する文字列を設定します。
20171128_002445_e.png

20171128_002444_e.png

変数で「英語」を選択し、英語ロケールのときに表示する文字列を設定します。
20171227_002529.png

変数で「その他」を選択し、「日本語」「英語」ロケール以外のときに表示する文字列を設定します。
20171128_002448_e.png

同様の手順で、コンテンツ言語に応じて変更したいテキストを変更します。
・テキスト部分を選択。
・プロパティで「テキスト・ソースの変数」を設定。
・変数を「英語」「日本語」「その他」と切り替えながら文字列を設定。

下の例ではリストの列タイトル部分のテキストを変更しています。

・日本語環境用
20171128_002450.png

・英語環境用
20171128_002449.png

実行結果

日本語ロケールのユーザーが実行したとき
20171227_002525.png

英語ロケールのユーザーが実行したとき
20171227_002526.png

第4回に続きます。

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