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はじめに

はじめまして:smile::sparkles::sparkles:
ポーラオルビスホールディングスでITプロダクト開発チームのリーダーをしている早川と申します。
2023年から内製開発を担うチームを立ち上げ、グループ会社内で使用するシステムの開発を推進しています:muscle_tone1:

これから我々が行ってきた内製開発組織組成の取り組みについてご紹介していきたいと思っています!
内製開発に興味がある方、開発チームを発足しようとしている方の参考になれば幸いです:relaxed:

背景

ポーラ・オルビスグループでは、「感受性のスイッチを全開にする」という理念のもと、化粧品を中心とした「美と健康」に関わる事業を展開しています:lipstick:
事業会社なのでこれまではITエンジニアは在籍しておらず、事業に必要なシステムの開発は全て外部のベンダーに委託していました。

外部にシステム開発を委託する際、下記のような点を課題に感じていました:worried:
:white_check_mark:人材の確保や維持が困難でシステムの変化対応力、アジリティが低下
:white_check_mark:外部ベンダー依存度が高くブラックボックス化
これらの課題を解決し、変化対応力を高め、急速に変わっていく事業市場や顧客ニーズ、技術トレンドに柔軟に対応できるようになるために、自分たちの手で開発できる体制を作りたいと考えました:grinning::bulb:
まずは2021年に内製開発のトライアルを開始し、2023年から本格的に体制立ち上げを行っています:two_men_holding_hands::two_women_holding_hands:

内製開発のメリットとして、コスト削減効果をイメージされる方が多いと思います:moneybag:
内製化することで外注よりもコストを低下させられると思いますが、開発体制を作るには採用や育成等の社内人件費も必要になるので、我々はコスト削減を主な狙いとしてはしておりません。

ポーラオルビスホールディングスでの内製開発について

開発手法としては社内エンジニアと社外エンジニア(業務委託)が協働しながら行う「アジャイル・スクラム開発」を導入しています:information_desk_person:
ポーラ・オルビスグループで利用するシステムを開発のスコープとしていますが、グループ内で利用する全てのシステムを内製開発するわけではありません。
内製化の対象は、スピーディーに変化させていく必要があるシステム領域としています:soon::dash:

内製開発チーム立ち上げた当初はすぐにプロジェクトを進めるのではなく、PoC開発を行いました:beginner::seedling:
PoCとして部内で利用するプロダクト開発を行った後、現在はグループ会社で利用している基幹システムのマイクロサービス化に挑戦しています:hammer_pick:
マイクロサービス化として昨年から新しいプロダクトを開発し、小さなリリースを繰り返して2月に正式リリースを迎えることができました:tada::confetti_ball::tada:
リリース後も継続して改善を行いながら業務での利用を開始しています:blush:
無事にリリースを迎えることができたことを糧に、開発組織としての成熟度を上げていくことで内製化の対象領域を拡大していきたいと考えています:cherry_blossom:

さいごに

今後は開発の体制や開発しているプロダクト、開発を進める上で課題に感じたことを開発チームのメンバーと共に発信していきます:envelope::star2:
お読みいただきありがとうございました:bow:

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