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S3のストレージクラスのメリデリ・料金ついて

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S3のストレージクラスを紹介

こんにちは、開発部のCLです。

S3って一口で言ってもめちゃ種類ありますよね。

  • S3 Standard
  • S3 Standard-IA
  • S3 Intelligent-Tiering
  • S3 One-Zone IA
  • S3 Glacier Flexible Retrieval
  • S3 Glacier Instant Retrieval
  • S3 Glacier Deep Archieve

多すぎ、、、😇
毎回忘れるので
それぞれのサービスのメリット、デメリット、コストをざーっくりとまとめてみました。

S3 Standard

メリット
データの高可用性と耐久性があり、高速なアクセスが可能。

デメリット
他のストレージクラスに比べてコストが高め。

料金💰:0.023USD/GB程度。

ザ・スタンダード。
大規模なデータを保存しないのであれば、スタンダードを選んでおけば良い感じですね。

S3 Standard-IA

メリット
高可用性と低遅延のデータアクセスを提供し、低コスト。

デメリット
データアクセスが頻繁でない場合には他のストレージクラスよりもコストが高い。

料金💰:0.0138USD/GB程度

IAっていうのは
"Infrequent Access"(頻度の低いアクセス)の略だそうです。

アクセス頻度が低いデータを保存するのならこちらの方がスタンダードよりお得です。
ただ、アクセス頻度が多くなる場合は、standardより高くなるので注意が必要。

S3 Intelligent-Tiering

メリット
自動的にデータを最適なストレージクラスに移動し、コストを最適化できる。

デメリット
少し遅延がある場合があり、アクセス頻度が予測しにくい。

料金💰:0.0250USD/GB 程度
※ モニタリングおよびオートメーション費用が別途かかるらしいです。

Intelligentは「知的」っていう意味ですね。

「アクセス頻度なんて、読めないし知らんがな」という時に選ぶと、
上記の二つのサービス(StandardとStandard-IA)の両方に上手い具合に
使い分けてくれる、頭のいいヤツ、デキるやつ。

S3 One-Zone IA

メリット
低コストなデータストレージオプション。

デメリット
データが1つのアベイラビリティゾーンにしか存在せず、耐障害性が低い。

料金💰:0.0110USD/GB程度

Standard-IAより更に安い!

でも、One-Zoneって書いてるようにマルチAZでない(障害に弱い)ので、
「障害起きても、別に問題ないぜ」って場合におすすめです。


こっからは長期保存用のストレージ↓

S3 Glacier Flexible Retrieval

メリット
リストアのオプションが柔軟で、低コスト。

デメリット
リストアに時間がかかる場合があり、アクセスが遅延する。

長期間かつ低頻度アクセス用。(1年に1~2回アクセスくらい)
オプションは3タイプあります。

1. 迅速取り出し
料金💰:高額(0.033USD/GB程度)
取り出し時間⏲:1~5 分

2. 標準取り出し
料金💰:低額(0.01USD/GB程度)
取り出し時間⏲:3~5 時間

3. 大容量取り出し
料金💰:更に低額(0.00275USD/GB程度)
取り出し時間⏲:5~12 時間

お金を積むほど、早くデータを出してくれますね😶‍🌫️

S3 Glacier Instant Retrieval

メリット
アーカイブデータへの高速なアクセスが可能。

デメリット
アーカイブからのデータリストアに高コストかかり、数分かかる。

料金💰:0.03USD/GB程度
取り出し時間⏲:ミリ秒単位

S3 Glacier Flexible Retrievalよりも早くデータをくれ!」
って場合はこちらを選ぶと良いですね。

S3 Glacier Deep Archive

メリット
最低コストのアーカイブオプション。

デメリット
データリストアに非常に長い時間がかかり、非常に遅延する可能性がある。

これは、2つのオプションがあります。
データの取り出しはとても遅いですが、その分安い!

1. 標準取り出し
料金💰:0.02USD/GB程度
取り出し時間⏲:12 時間以内

2. 大容量取り出し
料金💰:0.0025USD/GB程度
取り出し時間⏲:48 時間以内


最後に

S3ってだけでも種類はたくさんありますね。
私自身、全てのプランを使用したことが無いので、
実際に使ってみた感想だったり、コメントいただけると幸いです!

はつかぜ株式会社では、IT学習や業務に役立つ情報を定期的にお届けしていきたいと思っています。
システム開発のお問い合わせ・ご相談はこちら
https://www.hatsukaze.co.jp/inquire/

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