Arduinoを使用してスクリプトの書き込み時に書き込み先のシリアルポートを選ぶ必要がある。
シリアルポートって一覧で出せるのか試してみた。

シリアルポートの一覧を取得する目的

・適切なシリアルポートを選択することができるようになるため
　　M5Stackからの情報を確認するためには、PCにシリアルポートを指定する必要がある
・シリアルポートの一覧を取得できるようになれば、Bluethoothシリアルにも応用が可能であるため

前提

・Processingで実行
・シリアルポートを使う端末を所持している

スクリプト

sirialport_all.pde

import processing.serial.*;

Serial port;

void setup() {
  String[] ports = Serial.list();
  
 for(int i =0;i<ports.length; i++){
  println(i + ":" + ports[i]); 
 }
}

void draw() {
}

試してみた

Processingでスクリプトをコピペして実行する

何も接続していない時の実行結果

0:/dev/cu.wlan-debug
1:/dev/tty.wlan-debug

M5Stackをシリアル接続時の実行結果（USBでPCに繋いだ状態）

0:/dev/cu.SLAB_USBtoUART
1:/dev/cu.usbserial
2:/dev/cu.wlan-debug
3:/dev/tty.SLAB_USBtoUART
4:/dev/tty.usbserial
5:/dev/tty.wlan-debug

M5StackをBluethoothシリアル接続時の実行結果（BluethoothでPCに繋いだ状態）

0:/dev/cu.Bluetooth-Incoming-Port
1:/dev/cu.M5Stack
2:/dev/cu.SLAB_USBtoUART
3:/dev/cu.usbserial
4:/dev/cu.wlan-debug
5:/dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port
6:/dev/tty.M5Stack
7:/dev/tty.SLAB_USBtoUART
8:/dev/tty.usbserial
9:/dev/tty.wlan-debug

気になったって調べたこと

１種類の接続に対して、cuとttyの２種類が存在しているのが気になった。
OSがMacだから環境によって異なる可能性がある。
cuが制御端末（Control Terminal）の略らしい。
ttyが通信端末（Teletypewriter Terminal）の略らしい。
基本的に両者変わりないが、cuの方が推奨ということでした。

参照１：Chat GPT
参照２：https://stackoverflow.com/questions/8632586/whats-the-difference-between-dev-tty-and-dev-cu-on-macos