AWS EC2を用いた冗長性のあるインフラ（LAMP環境）を構築する機会がありましたので、その時に使用したアーキテクチャ図・作業手順・参考文献を記載します。作業手順については、概要のみの記載となっております。機会があれば、作業手順の詳細を公開できたらとは思います。

アーキテクチャ図

作業概要

0.AWSシステム構成図を作成する
1.VPCで仮想ネットワークを構築
- サブネットとアベイラビリティゾーンの作成
- インターネットゲートウェイの構築
- NATゲートウェイの構築
- ルートテーブルの構築
- セキュリティグループの作成
2.EC2（踏み台サーバ）の構築
3.EC2（Webサーバ）の構築
- LAMP環境の構築
4.ELB（ロードバランサー）の作成
- ELBをいて分散処理を行う
5.RDB（データベースサーバ）の構築
6.S3（画像ストレージ）の構築
7.CMS（Wordpress）をインストール・環境設定
8.Route 53でドメインを発行・SSL証明書の発行（HTTPS化）
- AWS Certificate Manager(ACM)でSSL証明書の発行
- Route53でAレコードのエイリアスを作成
9.EC2・RDBを複製して同期（lsyncd）を行う
10.Apatch JMaterで負荷テスト環境を構築する

・中垣健志『AWSではじめるインフラ構築入門安全で堅牢な本番環境のつくり方』（翔泳社、2021年）

・lsyncdを使って2台のEC2間のファイルを双方向同期する
https://www.geekfeed.co.jp/geekblog/ec2-lsyncd/

・WordPressの画像をAmazon S3にアップロードする【AWS/WordPress】
https://m-kenomemo.com/wp-s3/

・仲川樽八・森下健『Amazon Web Services負荷試験入門 ――クラウドの性能の引き出し方がわかる』（技術評論社、2017年）