※この記事はServiceNow初心者が学習用のために記載した記事です。内容について誤っている場合がございます。不足点などございましたらコメントいただけますと幸いです。
Script Includeとは
- Script Includeはクラスライブラリのようなもので、処理をパッケージ(部品)化し、複数のサーバーサイドスクリプトから利用できるようにしたもの
- クラス
- プログラムの中で「データ(プロパティ)」と「処理(メソッド)」を一つにまとめた設計図のようなもの
- ライブラリ
- 複数のクラスや関数をまとめたもの
- 共通で利用される処理を集めておくことで、コードの再利用性や管理性が向上する
- クラス
- Business RuleやUI Actionなどでコードが長くなった場合に、複数の個所から使われる汎用的な処理ではなくてもコードの見通しをよくするために処理をScript Includeに書くケースもある
Script Includeの設定・使い方
- 一つのScript Includeは一つのクラス(API)に対応しており、その中に処理を関数として定義
作成方法
- メニュー > System Definition > Script Includesを開く
- またはFilter navigatorにsys_script_include.listと検索
- ”New”ボタンを押下して新規レコードを作成する
- “Name(名前)”項目を入力する
- 自動生成されたクラス定義のコード中に、処理を関数として定義する
- 保存する
使用方法
使うときは、サーバーサイドスクリプト内でScipt Includeで定義されたクラス(API)をインスタンス化し、
クラスメソッドとして処理を呼び出す。
メニュー > Scripts – Backgroundに張り付けて呼び出してみる。
var msi = new global.MyScriptInclude();
var result = msi.myfunc('bar', 'foo');
gs.info(result);
上記によって、syslog.listにログが表示されるはず??表示されなかった。
参考