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[ServiceNow]UI Views(sys_ui_view)について

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※この記事はServiceNow初心者が学習用のために記載した記事です。内容について誤っている場合がございます。不足点などございましたらコメントいただけますと幸いです。

ServiceNowのUI Views(sys_ui_view)テーブルは、ビュー(View) を管理するためのテーブルです。
ビューは、テーブルに関連付けられたフォームやリストの表示方法をカスタマイズするために使用されます。
これにより、同じテーブルでも、異なる状況やユーザーに応じて異なるデータの見え方を提供できます。

Viewとは

View(ビュー)とは、ServiceNowでフォームやリストの見え方をカスタマイズする機能です。
ユーザーや目的に応じて、表示するフィールドやレイアウトを変更できます。


sys_ui_viewの使用目的

ServiceNowでフォームやリストの異なるビュー(表示方法)を定義・管理する
これにより、ユーザーやシナリオに応じて最適なレイアウトや情報表示を提供できる

  1. ビューの使用例:

    • 同じテーブルに対して、異なるユーザーグループが異なる情報を見たい場合。
    • 例:
      • ITサポートチーム用のビュー。
      • 管理者専用のビュー。
      • 特定のデータに特化したカスタムビュー。
  2. 関連する構成:

    • ビューを使用して特定のフォームデザインやリストカラムをカスタマイズできます。
    • sys_ui_sectionsys_ui_listと連携して使用されます。

主なフィールド(sys_ui_viewの構造)

フィールド名 説明
name ビューの名前(例: Default, Mobile, Self Service
sys_id ビューの一意識別子(ServiceNow内で自動生成される)
description ビューの説明。何のためのビューかを記載できます
active ビューが有効かどうかを示します(true または false)
sys_created_by このビューを作成したユーザー
sys_created_on ビューが作成された日時
sys_updated_by このビューを最後に更新したユーザー
sys_updated_on ビューが最後に更新された日時
sys_mod_count レコードの更新回数

ビューの適用方法

  1. フォームビュー:

    • レコードフォームを開いたときに、設定されたビューが適用される
    • 例: インシデント(incident テーブル)のデフォルトビューと、カスタマイズされたモバイルビュー
  2. リストビュー:

    • テーブルのレコード一覧に表示されるカラムやレイアウトに影響する
    • 例: 管理者用に詳細なカラムを表示するビュー

ビューの切り替え方法

  1. フォームまたはリストを開く。
  2. URLに「?sysparm_view=<ビュー名>」を追加する
    • 例: incident_list.do?sysparm_view=Mobile
  3. これにより、指定したビューが適用される

関連するテーブルと依存関係

  • sys_ui_section:
    フォームビュー内で、各セクション(タブなど)を定義する

  • sys_ui_list:
    リストビューで表示されるカラムを定義する

  • sys_dictionary:
    フォームやリストで使用されるフィールドの定義を保持する

よくあるユースケース

  1. モバイルビューの設定:

    • モバイルデバイスに最適化されたビューを作成し、簡略化されたフィールドやレイアウトを提供する
  2. ユーザーグループ別カスタマイズ:

    • 特定のユーザーやグループ向けに、必要な情報だけが表示されるビューを作成
  3. 特定業務用のビュー作成:

    • 例: ITサポートがインシデントを迅速に解決するためのビュー
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