※この記事はServiceNow初心者が学習用のために記載した記事です。内容について誤っている場合がございます。不足点などございましたらコメントいただけますと幸いです。
アカウントを作成とは
- 特定のユーザーがServiceNowにログインして機能を利用できるようにすることを意味する
- sys_userレコードを作成し、必要な設定を行うプロセスを含む
- Userテーブル(sys_user)でレコードを作成することとは違う
- sys_userテーブルのレコード=アカウントではない
- Userテーブル(sys_user) に新たなレコードを作成する行為は、単にそのユーザーに関する情報をデータベースに追加することを指す
アカウント作成の要件
- Activeフィールドを「true」に設定
- ユーザーを有効化する必要がある
- User ID(ログインID)を設定
- ログイン時に使用される一意のIDが必要
- パスワードの設定
- パスワードが設定されていない場合、ログインできない
- ロールの付与
- 権限(ロール)を割り当てないと、基本的な機能にアクセスできない場合がある
- 例:itilロールを付与すると、インシデント管理を利用可能
ServiceNowでアカウントを作成する手順
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User テーブルを開く
- Filter navigatorで「sys_user.list」と検索して押下
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新しいユーザーレコードを作成
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必要なフィールドを入力します
- User ID: ユーザーのログインID(例: account1_1)
- First Name / Last Name: 名前(例: account1_2 / account1_3)
- Email: メールアドレス(例: account1@example.com)
- ※Password: パスワード(後でユーザーが変更可能)
- Active: ユーザーを有効化するには「チェックを入れる」
- ※Roles: ユーザーに必要な権限を割り当てる(例: itil や admin)
- ※ Password、Rolesについては、一度レコードを作成してからフォームを開いて設定する
-
上記が初期ログインパスワード。コピーしてどこかに貼っておく
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ロールを割り当てる
- 「Roles」セクションを探して、Edit(編集)ボタンを押下
- 必要なロールを検索し、右側のリストに移動させる(ドラッグ&ドロップか「Add」ボタンを使用)
- 例:
- admin: 管理者権限
- itil: インシデントやタスクを管理する基本権限
- catalog: サービスカタログを利用できる権限