IBM RPAの開発ツールをオフラインモードで起動したい!
この記事ではIBMRPAの開発ツールをオフラインモードで起動する方法について説明します。
IBM RPAって何?
皆さんはIBM RPA(IBM Robotic Process Automation)をご存じでしょうか?IBMのRPA製品で、以下のような特徴をもった製品です。
- 650個以上のコマンドを組み合わせてスピーディーにボットを開発
- 組み込みのOCR、パスワード管理、チャットボットやAIといった豊富な機能
- ユーザーが自由に構成可能なダッシュボード
- 1つのマシン上で複数のボットを同時稼働可能
- ワークフロー、ビジネス・ルールなど他のIBMの自動化製品と共通のライセンス
https://www.ibm.com/jp-ja/products/robotic-process-automation
IBM RPA Studio
さて、IBM RPAではボットの開発にStudioというツールを使用します。
以下のイメージのように、数多くの部品をツールボックスから配置することで、素早くボットを開発することができます。
また、開発したボットはワンクリックで、サーバー上にデプロイすることが可能です。このようなサーバーとの連携機能を実装しているため、Studio起動時にはサーバーへのログイン画面が表示されます。
開発の初期段階においては、サーバーにデプロイすることもなく、ローカルでのみするケースもあり、そのような場合には、ログインが多少煩わしく感じることもあるのではないかと思います。
--offlineオプションにより、オフラインモードで起動可能
そんな時にお勧めなのが、オフラインモードによるStudioの起動です。Studio起動のショートカットに--offineオプションを指定することでStudioをオフラインモードで起動することが可能です。オフラインモードで起動した場合には、起動時にログインが必要なくなる代わりに、作成したボットのサーバーへの公開などができなくなります。必要に応じて使い分けましょう。
まとめ
IBM RPA Studioを--offlineオプションを付けて起動することで、オフラインモードで起動することが可能です。
※Japan Business Automation User Groupのご紹介
IBMのコミュニティーである、Japan Business Automation User Groupでは、IBMのBusiness Automation製品関連の様々な技術情報、イベント情報の参照や、フォーラムを介した技術的な質問を行うことが可能です。是非ご参加ください。 http://ibm.biz/JPBizAutomationUG