IT技術者人生は腰痛との戦いである
歴戦のIT技術者になればなるほど、腰痛に悩まされている人は多いと思います。
私も月に1回は整体に行かないと、腰が痛くて仕事ができません。
Vue+Electronで行う腰痛改善
本記事はそんなIT技術者に向けて投稿しました。
Vue + Electronで腰痛改善を促すアプリを作ってみた
腰痛改善アプリを題材とした Vue + Electron の実装の紹介
ちなみに私はVueもElectronも全くの初心者です。
IT技術者が腰痛になりやすい3つの理由
まずは、毎月通っている整体の先生から聞いた3つの理由をご紹介。
その1 デスクワークで猫背になっている
左の図の様に猫背に座ってしまうと、体を支えるために腹筋や背中の筋肉が無駄に緊張してしまい腰痛を招きます。右の図の様にしっかりと骨盤を立てて座りましょう。
その2 頭が前に出ている
ディスプレイの位置が適切でない場合やその位置に合った座り方をしていない場合、どうしても頭が前に下がり首が前傾してしまいます。人間の頭は体重の10%程度の重さがあります。体重70kgの人の頭の重さが7kgです!それくらいの重さのものを支える時、前傾角度が大きくなればなるほど負荷が大きくなることは M = F × L × sinθ でなんとなく想像できますよね。
その負荷を支えるのは首や背中の筋肉です。首や背中の筋肉疲労や緊張が腰痛を招きます。キチンと背骨の上に頭を乗せて支えましょう。
その3 ずっと座りっぱなし
猫背や首が前傾した姿勢のまま長い時間座っているほど、筋肉疲労や緊張が加速してしまいます。最低でも30分~1時間に一度はトイレ休憩や簡単な体操を取り入れないと腰痛がどんどん酷くなります。
腰痛改善へのアプローチ
上記3つの理由を理解していても、仕事に没頭していると絶対に忘れてしまいます。そのため、下記要件のデスクトップアプリで腰痛改善を図ります。
- PCを起動すると自動でアプリが立ち上がる
- 一定時間経過すると、アラートを表示しトイレ休憩や軽い体操を行う様に促す
- 再度作業を開始する際、正しい姿勢に戻すことを促す
このデスクトップアプリは**"IT技術者の腰の調子を整えて欲しい"**という思いを込めて 腰Tune(Youtune:ヨーチューン) という名前にしました。
↓↓こんなイメージです↓↓
腰Tuneを使ってみて
デバッグとかも含めて2週間くらい自分で使ってみましたが、腰痛はかなり軽減されました!
さらに定期的に腰痛のことを気にするようになったことでその他の健康にも気を使う様になりました。
例えばいつもならお菓子を食べていたところをガムで我慢したり、などの副次的な効果も表れた感じがします!
やっぱ健康に気を使うってめっちゃ大事。
使ってみたい方は・・・・・
githubからソースを取得して、ビルドしてみてください!
腰痛に悩めるIT技術者の方であれば、vue & Electronのビルドくらいはできますよね・・・・??(笑)
また、私が開発した際に vue & Electron を触ってみて苦労した点はソースコードに落としてあります!
- Electronでウィンドウメニューの制御をする。
- PCログインで自動起動する。
- Vue + Vuetify で画面作る。
- ・・・
等々できる限りコメント書いたりやコミットを分けながら対応しているので、良かったら見てみてください。
まとめ
IT技術者の健康問題は本当に大きな課題であると思っています。腰痛があるかないかだけで作業効率も大きく変わってきます。
ただ、社員の健康を本当の意味で意識している会社は少ないと思います。目線の高さが合っていないディスプレイや体に合わない椅子を使っているだけで健康被害は出てきます。また、まだまだ前時代の文化的に「健康よりも仕事」みたいな風潮が残っているところも少なくないと思います。
今回、IT技術者を始めとした働く人々に、健康への意識を持ってもらえると良いなと思い、こういった視点でアプリを作ってみました。
さいごに・・・・
あくまで Vue も Electron も初心者が作ったアプリなのでバグや変なコーディングはご了承ください。。。。逆に色々ご指摘いただけると幸いです!
また、もし使ってみた感想とかいただければ今後ブラッシュアップしてみたいなと思うのでぜひぜひ。