CentOS 7.1 にrbenvでRubyをインストールする。そして、asciidoctorを使いたい。

前提条件

• CentOS 7.1 64bit
• git（version 1.8.3.1）※ 早く試したかったのでyumで入れました。gitの最新版を使いたい人はソースコードから入れてください。

2016/09/27に作業しました。

この情報が古い可能性もありますので、うまくいかない場合はフィードバック頂けるとありがたいです。

この記事でわかること

• rbenvのインストール方法
• rbenvを使ったRubyのインストール方法
• gemによるasciidoctorのインストール方法

この記事に書いていないこと

• rbenvのその他設定方法
• adciidoctorの使い方

rbenvのインストール

rbenvとは、1つの環境で、複数のRubyバージョンを切り替えて利用するためのツールです。

必要な依存関係をインストール

# yum -y install epel-release
# yum -y install gcc-c++ git glibc-headers libffi-devel libxml2 libxml2-devel libxslt libxslt-devel libyaml-devel make nodejs npm openssl-devel readline readline-devel sqlite-devel zlib zlib-devel bzip2

Githubからソースコードをチェックアウト

# git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
# git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
# git clone https://github.com/sstephenson/rbenv-gem-rehash.git ~/.rbenv/plugins/rbenv-gem-rehash

シェルにパスを通す

すべてのユーザに反映させないので、/etc/profileに追記しました。

# echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/plugins/ruby-build/bin:$PATH"' >> /etc/profile
# echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> /etc/profile
# echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> /etc/profile
# source /etc/profile
# rbenv -v
rbenv 1.0.0-31-gd0779fc

これでrbenvのインストールは完了です。

Rubyをインストールする

インストール可能なRubyバージョンを確認する。

# rbenv install --list
Available versions:
  1.8.5-p113
  1.8.5-p114
  1.8.5-p115
  1.8.5-p231
  1.8.5-p52
  1.8.6-p110
  1.8.6-p111
  1.8.6-p114
・・・たくさん出てきます

指定のバージョンをインストールする。

# rbenv install 2.0.0-p648

取り急ぎ、ログイン中のユーザで使用するバージョンを指定する。

# rbenv global 2.0.0-p648
# ruby -v
ruby 2.0.0p648 (2015-12-16 revision 53162) [x86_64-linux]

asciidoctorをインストールする

gemからインストールするだけです。

# gem install asciidoctor

1.5.4というバージョンが入りました。