今回もAffinity V2ユーザー向けの記事となる。
Affinity V2各アプリには、ペルソナと呼ばれる機能特化モードがあり、メイン機能と切り替えて使うことができた。
Affinity by Canvaではそのままスタジオの1つに移植されたものもあれば、1機能になったものもある。
全ペルソナの行方を追った。
Affinity Designer
ピクセルペルソナ
ピクセルペルソナはAffinity Photoから一部機能をDesignerで使えるようにしただけのものであり、ピクセルスタジオに全機能が収められている。
ピクセルペルソナのツールボックスは以下の通りだった。

このツールボックスをそのまま使いたい場合は、新しくスタジオを作ってカスタマイズするとよいだろう。
なお、画像処理関係ではレタッチ中スタジオ(原文に「中」はないので誤訳?)やカラーグレーディングスタジオも追加されており、これらのスタジオもイメージ的には近い。
書き出しペルソナ
スライススタジオが後継となる。
左が書き出しペルソナ、右がスライススタジオだが、ツールボックスの内容が位置こそ異なるものの同一である。

Affinity Photo
ゆがみペルソナ、現像ペルソナ、トーンマッピングペルソナ、書き出しペルソナがあった。

Affinity Photoの各ペルソナのほとんどは、写真選択時の1機能となっている。
ゆがみペルソナ
ベクタースタジオ、ピクセルスタジオ、レイアウトスタジオに関わらず、写真を選ぶとツールバーに「ゆがみ」ボタンが現れるため、これを選択する。

現像ペルソナ
写真を選ぶとツールバーに「現像」ボタンが現れるため、これを選択する。

画面構成を見てみよう。
画面構成、ツールボックスの内容とも同一。
V2でオーバーレイペイントツール、オーバーレイ消去ツール、オーバーレイグラデーションツールとされていたものはby Canvaでそれぞれマスクペイントツール、マスク消去ツール、マスクグラデーションツールに名称が変更されている。
トーンマッピングペルソナ
写真を選ぶとツールバーに「トーンマップ」ボタンが現れるため、これを選択する。

画面構成を見てみよう。
現像と同様、ツールのオーバーレイ~はマスク~に名称が変更されている。
書き出しペルソナ
Designerと同様、スライススタジオが後継となる。
Affinity Publisher
Affinity Publisherは、DesignerやPhotoがインストールされた環境だと、Designerペルソナ・Photoペルソナという形で直接各アプリの機能を呼び出すことができた。

後継は書くまでもないため省略する。
Affinity V2の機能は基本的には継承されている
以上、各ペルソナの後継にあたる機能を見てきた。
Affinity V2からAffinity by Canvaへ移行するに当たって、UIデザインに変更が加えられたため、ライトモードやカラーアイコンが削除されてしまった。
しかし、V2にあった各機能については基本的にはほとんど継承されている。
一見すると無くなってしまったような機能でも、名称が変わっていたり、メニューの位置が変わっているだけというケースがほとんどである。
ヘルプを活用するなどしてAffinity by Canvaでも機能を見つけてほしい。
Affinity by Canvaではヘルプのほか、尋ねるパネルからAIアシスタントRitsonを呼び出すことも可能だ。
AIなので間違った答を返すことがあるのが御愛嬌だが、内容によっては大きな助けとなるだろう。

なお、10月31日のQiita Advent Calendar 2025解禁以降、今日で25日目となり、11月にして記事登録上はアドベントカレンダー完走となった(実際には12月1日以降リンクが貼られていく)。
10月31日のAffinity by Canva発表以降、毎日のように書く内容があっての完走だったが、今後もAffinity関係のネタがあれば記事化していこうと思っている。





