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AfterEffectsでコインが宙を舞うアニメーションを作ってみた

Last updated at Posted at 2022-03-30

下のような回転させながら扇形に広がっていく3Dコインの動画を作ります。
コインが舞うアニメ_gifmagazine.gif

AfterEffectsの基本的な操作ができる方を対象とした記事です。
(A)コイン(B)背景(C)キラキラの3要素を組み合わせて作ります。

1)コンポジションの設定

新規コンポジションを作る時に「基本」ではなく「3Dレンダラー」のタブを選択して、CINEMA4Dを選択します。こうすることで3D表現が可能になります。
image.png

2)3Dコインを作る

今回はX軸、Y軸、Z軸を360度どう回転させてもいいように裏表で同じように作ります。名称未設定-1.jpg

構造は以下の通り
⑤の厚さ50の枠の中に④の厚み30のコインの中身をいれることで、裏表それぞれ10の高さの縁ができます。
その上に②(裏は⑤)の縁取りだけの少し明るい黄色い丸い枠を乗せる
裏表両面にドルマークを真ん中に配置する
A4 - 1.png
こうすることで裏表両面にドルマークのついた3Dのコインになります。

3)コインに動きをつけていく

画面下の真ん中あたりから、飛び出してくるアニメーションを作るだけ。
最後のフレーム(この場合は7fps)で最終的な配置にレイアウトをしたら、0秒にフレームを移動させ全部選択してセンターに配置します。

  1. メニューバーの [ ウィンドウメニュー ] > [ 整列 ] をクリック
  2. タイムラインパネルのレイヤーを選択
  3. 整列パネルから任意の整列機能を選択

これでほぼ画面の中心に集まります。ここを起点として扇形に
アニメーションには必ずイージーイーズをつけましょう。
自然界では重力が働いているためリニアな動きにはなりません。イージーイーズをつけることでよりリアルが動きが表現できます。

4)背景のアニメーション

白い逆台形(逆三角形)のシェイプを作って不透明度25%に設定。
エフェクトのブラー(方向)で方向0°、ブラーの長さ50で縦方向にぼかしをかける。
作ったものを複製して縦横の大きさを変えて重ねます。
↓0fpsの時の背景画像
light.png
light3.png
名称未設定-13.jpg
逆三角形の下をアンカーポイントに指定して、スケールアニメーションを0→100%に設定し、これを複製して画面下の真ん中を中心に扇形に配置します。
下から上に飛び出していくような白い線のアニメーションができるので、コインの動くタイミングに合わせます。

5)白い星(キラキラ)をつける

こんな形のキラキラアニメーションを作ります。
名称未設定-2.png
星型のシェイプを配置して、スケールのアニメーションを設定します。
最終的に適正な大きさを100%とした場合、scaleの値を0%→105%→100%
という風にいったん105~110%まで拡大してからすこし小さくなって100%とします。
scale.png

6)3つの素材を配置してタイムライン上でアニメーションのタイミングを合わせれば完成です。

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