このページ分かる事
mac(ubuntuでも可)でpython(主にpython3系)環境を構築する事が出来ます。
pyenvとは、OS上のpythonのバージョンを管理することができるツールです。macには購入時からすでにpython2系(バージョン2.??って奴)がインストールされています。しかし、これからpythonを勉強しようとする場合は、python3系(バージョン3.??って奴)が主に使われています(? ROSとかやるなら別かもですね)。そこで、python2系とpython3系の両方の環境を管理するために、Pythonの開発環境を作成する際にはpyenvなどのバージョン管理ツールを用いることが主流です(主流は言い過ぎかもですが、バージョン管理ツールを使っておらずあとで面倒になることがます。なので、僕はバージョン管理ツールを利用する事をおすすめします。)。
pyenvとは、OS上のpythonのバージョンを管理することができるツールです。この記事ではpyenvを用い、pythonバージョンを自由に切り替えられるようにpython環境を構築します。つまり、ターミナル(端末)上でpython
と打った際のpythonのバージョンを好きに切り替えられるようにpython環境を構築します。
対象OS
僕は以下のバージョンでやりました。
- mac(10.0.1)
- ubuntu(18.04.5 と 20.04)
環境構築開始
1. pyenvのインストール
公式github?(pyenv)によると以下でpyenvをインストールすることができます。
まず、ターミナル(端末)を開き以下のコマンドを入力+Enter
git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv
その後以下のコマンドを入力(bashの場合)。
(bash以外のshellを使っている場合、については公式github(pyenv)のreadmeい書いてあります。)
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile
2. pythonのインストール
以下のコマンドをターミナル(端末)に入力+Enter。好きなバージョンを選んでください。
pyenv install --list
でインストール可能なバージョン一覧を見ることができます。
pyenv install バージョン
(例) pyenv install 3.6.0
3. インストールしたpythonを利用するように設定する
以下のコマンドをターミナル(端末)に入力+Enter。
pyenv global バージョン
(例)pyenv global 3.6.0
その他のpyenvコマンド
- pyenv versions
インストール済のpythonのバージョン一覧を調べる。ここに表示されるバージョンはすでにpyenv install バージョン
済であり、pyenv global バージョン
する事が出来る。
- pyenv update
pyenv時代のバージョンアップ方法->公式github(pyenv-update)。するべきかはわからん。
1.インストール
git clone https://github.com/pyenv/pyenv-update.git $(pyenv root)/plugins/pyenv-update
2.アップデート
pyenv update