今年やったことの1つに「PHP7.4 / Laravel 6.3 を PHP 8.2 / Laravel10.2 にアップデートした」もありました。
躊躇している人がまだいるなら、失敗せずすんなりできるのでやっておこうというおすすめの意味で、まとめてみます。
コツみたいなもの
- Laravelはいきなり10に上げるのではなく、いったん9に上げてから、10にすると失敗しにくいと思います
- Laravel9にあげる前に、6→7→8→9のアップグレードガイドは全て読んで、対応しておく。
- phpは8.2に作業の最初から上げて大丈夫。
Laravel 6 → 7 → 8 → 9
対応が必要なアップグレード内容は公式に従います。
6 → 9にあげるときにちょっとハマったこと
- composer がそのままではうまくupdateできない...。
- そんな時は一度アンインストールしてから再度 install で解決できる(深く考えない)。
- パスが通らないとエラーが出る
- psr-4に従った記述をしてない箇所で出る。
- 私は
/app/Repositories/Heading/HeadingRepository.php
にてnamespace App\Repositories\heading;
と書いていたのを怒られました。namespace App\Repositories\Heading;
(Hを大文字)に直したら動きました。
Laravel 9 → 10
これ読んで、対応する。自分はKernelとModelの一部に書き換え箇所がありました。
9 → 10 にあげるときちょとハマったこと
- Laravel/ui を引き続き使いたかった。いったん、composer.jsonから削除してからアップデート。その後、もう一度Laravel/uiの最新をインストールしたら動いてくれた。
そのほか、忘れがちなことなど
- LaravelMixも大丈夫、動いてくれます
- LolipopサーバでCron動かしてたんですが、phpのパスが変わるので設定ファイルを変更するのを忘れずに
とまぁ、こんな感じでした。やってみたら怖くなかったです。ほっ。