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Linux シンボリックとハードリンクの特徴

Last updated at Posted at 2020-11-09

#【Linux シンボリックとハードリンクの特徴】

##シンボリックリンク

シンボリックリンクとは、オペレーティングシステム(OS)のファイルシステムの機能の一つで、特定のファイルやディレクトリを指し示す別のファイルを作成し、それを通じて本体を参照できるようにする仕組み。(IT用語辞典 e-Words)

特徴

・リンクファイルが使用するiノードはオリジナルファイルと異なる番号
・ディレクトリを基にリンクファイル作成可能
・オリジナルファイルと別のパーティションにリンクファイル作成可能
・パーミションの先頭は、ファイルタイプとしてシンボリックリンクファイルを表す「l」が表示される。

##ハードリンク

ハードリンクとは、ファイルの実体に名前を付けること(ディレクトリに名前を登録すること)、そのものを指す。
そのため、名無しでファイルを作るような状況を除いては必ずハードリンクができる。

(ハードリンクを複数作ることもでき、同じ実体を別名で扱えるので、シンボリックリンクと比較される)

特徴

・iノードが同じなので、iノード番号も当然同じになる。
・ディレクトリは、好きな名前で別名としてのハードリンクは不可
・別ファイルシステムのファイル実体に名前を付けることができないので、異なるパーティションのハードリンクは作成不可
(シンボリックリンクは実体ではなくて名前ベースなので、ファイルシステムの違いは問題でないが。)

##※追記

@angel_p_57
ご丁寧に誤りの指摘をしていただき、ありがとうございました。

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