#【Linux プロセス】
##2つのプロセス
実ユーザID(real user ID)は、プロセスを起動したユーザ、プロセスの所有者
実効ユーザID(effective user ID)は、プロセスが実行された時に権限を持つユーザ
(カーネルは、プロセスの実行権限を実効ユーザID、実効グループIDで判断する)
##SUIDとSGID
SUID(Set User ID)は、どのユーザが実行しても、実効ユーザIDがファイル所有者ID
パーミッションに「4000」または、所有者(u)+「s」を付与
例)/usr/bin/passwd
SGID(Set Group ID)は、ファイルのグループIDが実効グループID
パーミッションに「2000」または、グループ(g)+「s」を付与
※SGIDが設定されたディレクトリ以下でファイルやディレクトリを作成すれば、SGIDが設定されたディレクトリのグループが引き継がれて設定される。
##スティッキービット
スティッキービットが、設定されたディレクトリ以下のファイルとディレクトリは、実際のアクセス権に関係なく、所有者とrootユーザのみ名前の変更と削除が可能
chmodコマンドで指定する場合、「1000」または、その他のユーザ(o)+「t」を付与
問)スティッキービットが、一般的に設定されているディレクトリは?(既に設定済)
答)/tmp