【digコマンドの「status」と「fags」】
DNSの運用時に理解しておくと良さそうなので記録する
digコマンドの応答 (Headerセクション)
- 「status」と「fags」をみていく
digコマンドの応答 (Headerセクション)
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 943
;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 0, ADDITIONAL: 1
status(応答コードが表示)
主な応答コードと意味
- NOERROR(通常応答)
- SERVFAIL(サーバー側の異常で名前解決に失敗)
- NXDOMAIN(名前とその下の階層にはいずれのリソースレコードも存在しない)
- REFUSED(アクセス制限や管理ポリシー等によってリクエストを拒否した)
fags(それぞれの応答のフラグビット)
フラグビットの種類
- qr
- rd(digコマンドが送った問い合わせが名前解決要求であったことを示す)
- ra(応答相手が名前解決要求を処理できることを示す = フルリゾルバー)
一例:- status が REFUSED かつ、fags に ra がない場合、フルリゾルバーとして動作していない