はじめに
こんにちは、Supershipの笠井です。
去年のアドベントカレンダーにて新卒エンジニアで輪読会をしている話という記事を投稿しました。
今回は、前回の記事以降の活動を紹介したいと思います。
今年の6月から23新卒に加えて、24新卒エンジニアも1名参加してくれています。
輪読会で読んだ(読んでいる)書籍
世界一流エンジニアの思考法
著者である牛尾さんがMicrosoft社で一流エンジニアと働く中で得た経験や学びがまとめられています。
- 一流エンジニアは「試行錯誤を悪と考える」、「理解に時間をかける」、「メンタルモデルを作る」などの点でそれ以外のエンジニアと違う
- アメリカで見つけたマインドセットとして、優先順位をつけて1つのタスクにフォーカスしその他はやらないという「Be Lazy」(怠惰であれ)という考え方がある
- コミュニケーションの極意として、「最初は情報量を減らし付加的な情報も聞かたら答える」ようにする
- リモートワークでは特に仕事とプライベートの境を意識することが大事
- 日本の批判文化を壊し、失敗に寛容になるべき
エンジニアとして効率良く業務を遂行するのに役立つ考え方や、日本の文化で正すべきところについて書かれており、自身の仕事に対する考え方を見つめ直すきっかけとなりました。
輪読会内では、仕事中のリフレッシュ方法について盛り上がることもありました。
ソフトウェアアーキテクチャの基礎
現在輪読会で読んでいる書籍です。
題名の通りソフトウェアアーキテクチャ基礎や、アーキテクトの仕事について説明されています。
- ソフトウェアアーキテクチャの定義
- システム構造
- イリティ特製
- アーキテクチャ決定
- 設計指針
- アーキテクトに期待されること
- アーキテクチャ決定を下す
- アーキテクチャを継続的に分析する
- 最新のトレンドを把握し続ける
- 決定の順守を徹底する
- 様々なものに触れ、経験している
- 事業ドメインの知識を持っている
- 対人スキルを持ち合わせている
- 政治を理解し、かじ取りする
- ソフトウェアアーキテクチャはトレードオフが全てである
- 「どうやって」より「なぜ」の方がずっと重要
- ソフトウェアアーキテクチャの基礎
- モジュール性
- アーキテクチャ特性
- 明らかにするための考え方
- 計測
- スコープ
- コンポーネントベース思考
- 各アーキテクチャスタイルの説明
- パイプラインアーキテクチャ
- マイクロカーネルアーキテクチャ
- サービスベースアーキテクチャ
- ...
ソフトウェアアーキテクチャの基礎から各アーキテクチャの構造/特徴、アーキテクトとしての働き方について学ぶことができていると実感します。
各々の経験を本の内容に照らし合わせて、それを他メンバーに共有したりもしています。
終わりに
今後も多くの書籍を読んで技術力向上、ナレッジ共有を積極的に行っていきたいです!
また、24新卒メンバーももっと巻き込んでいきたいです。