5
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Raspberry Pi 3 Compute Module 3へのRaspbianのセットアップ

Posted at

Raspberry Pi 3 Compute Moduleとは

こちらの記事を参照してください。
なお、この記事では、以降CM3と略します。

Rasbian のインストール

CM3にはRaspberry Pi 3同様にRaspbianがインストールできます。ただし、eMMCが4GBしか無いため、Lite版のインストールをおすすめします。
今回は、Raspbian Stretch Lite November 2018をインストールしました。

  1. CM3を別のPCからマウントする
     Raspberry Piでは、MicroSDカードにRaspbianを書き込みますが、CM3では、eMMCに書き込むので、CM3をOSインストールに使用するPC(ホストPC)にマウントする必要があります。以下、Windowsでの手順となります。

 公式ドキュメント:https://www.raspberrypi.org/documentation/hardware/computemodule/cm-emmc-flashing.md
2. マウントするためのツールを、https://github.com/raspberrypi/usbboot/raw/master/win32/rpiboot_setup.exe よりダウンロードしてインストールします。実行ファイルに署名がない為Windows Defenderの警告が出ます。"詳細情報"をクリックした後に"実行"ボタンを押してインストールを進めます。
3. IO Board上にある、J4を、EN側にセットします。
4. 電源とPCを接続します。USB Micro Bコネクタは2つ有りますが、それぞれ繋ぐコネクタが異なりますので注意しましょう。image.png
5. RPiBoot.exeを実行します。"rpiboot"というキーワードでスタートメニューを検索すると実行できます。
6. コマンドプロンプトが開きプログラムが実行します。しばらくすると、コマンドプロンプトが自動的に閉じて、USBドライブとして認識されます。
7. 通常のRaspberry PiでのOSインストール同様に、Win32 Disk Imagerを利用してOSイメージの書き込みを行います。デバイスには、6.の段階で認識したドライブを指定します。
image.png
8. 書き込みが完了するとセットアップ終了です。

CM3の起動

PCと繋がっているUSBケーブル(USB SLAVEコネクタに接続されているもの)を外して電源を入れると起動します。
CM3には、有線LANが搭載されていないので、有線LANで接続する場合、USB-LANアダプタを使用する必要があります。
今回は、IOデータの、ETX3-US2を使用しました。
USBが1口しかない為、USBハブはほぼ必須と言えます。電源が不安定になることによるトラブルを防ぐ為に、セルフパワー(ACアダプタを使用するタイプ)のUSBハブの使用をおすすめします。今回は、ELECOMの、U2H-TZS420SBKを利用しています。
以降は、通常のRaspberry Pi 3のように使用できます。
image.png

 

5
10
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?