##$PATHのディレクトリ
echo $PATH | tr ':' '\n'
とすると、
/usr/local/bin
/usr/bin
/bin
/usr/sbin
/sbin
となる。(人によっては、他にも出て来ますが、上記の5つは必ず入っています)
binはbinary fileの略です。
フォルダの役割は、
/usr | システムの起動時には必要がないファイルを配置する。 OSのアップグレードで中身が変わらないことが保証されている。 |
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/bin /sbin |
起動時やメンテナンス時に必須のコマンド類を格納。コマンドを削除してはいけない。 OSアップグレードで上書きされるので、コマンドを追加するのも厳禁。 /sbinは一般ユーザーは関与しないものが、/binには一般ユーザーが関与するものが入っている |
/usr/bin | /usrと/binの考えから、「システムの起動時には必要がなく、一般ユーザが関与するコマンド」の置き場になります。コマンドを追加すべきではない |
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/usr/sbin | システムの起動時には必要がなく、一般ユーザが関与しないコマンドの置き場 |
/usr/local | システム管理者がインストールする各種ファイルを保存するディレクトリ |
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/usr/local/bin | 自作のコマンドを入れるのが良い。linuxによっては、空のことも多いようです。 |
また、brewなど、パッケージ管理プログラムについては
opt | 付加的なアプリケーションのインストール先に使われる。 パッケージ名のサブディレクトリを作り,その下に個々のアプリケーションのプログラムをインストールする。 バイナリの実行ファイルのみを格納すること。 環境設定ファイルは/etc/opt/パッケージ名,動的に変化するファイルは/var/opt/パッケージ名に入れる。 |
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こちらに入れるべき、とする流儀もあります。(/usr/local/binには自作コマンドのみを入れるのを遵守するということです)。
この流儀を守るなら、homebrewのインストール先は/opt/homebrewになります。