はじめに
世の中には様々な目標があります。
TOEIC900点を取りたい人もいれば応用情報技術者試験に合格したい人もいるでしょう。英語をネイティブレベルで話せるようになりたい人や、外資系企業で働きたい人、フリーランスとして独立したい人もいるかもしれません。
私は目標が違っていても、目標を達成するために必要な考え方は共通していると考えています。
私はこれまで大学を1年間休学し、Web制作やフロントエンド開発を学習してきました。当時はフリーランスを目指して学習しており、その過程で継続的に案件をいただけるようになった経験があります。
また現在はTOEIC900点を目標に学習を行っています。
このような様々な目標に挑戦する中で感じたのは、「目標の種類は違っていても、達成までの考え方は同じではないか」ということです。
この記事では、自分が目標に取り組むときに意識していることや、目標達成までの考え方について書いてみたいと思います。
目標を持つことを恐れない
「英語をペラペラに話せたらかっこいいだろうな」「個人開発で一発当てて大金持ちになりたいな」「YouTubeで有名になりたいな」
このような夢を誰しも一度は思ったことあるのではないでしょうか。
でもほとんどの人がその気持ちを見て見ぬふりをしてしまっている。
人は何か目標を設定する際に、自分の現在地と比較して、その目標に現実味があるかどうかを検証してしまいがちです。
そのせいで本当に達成したい夢も努力を始める前に諦めてしまいます。
しかしそれではいつまで経っても本当になりたい自分になることはできません。
もちろん先ほどの例は簡単に達成できる目標ではありません。
ただ、達成者が実際に存在している以上、不可能な目標ではないと思っています。
この段階で重要なのは、現在の実力から目標を決めないことです。
今の自分では不可能に見えることでも構いません。
目標を設定する段階では、「達成できそうか」よりも「本当に達成したいか」を優先して良いと思っています。
また、できるだけ具体的に目標を設定することが大事です。
資格なら数値として結果が出るため、目標設定が容易ですが、スコアが出ないものは自分なりに具体化しましょう。
「英語がペラペラになりたい」ではなく、「次の海外旅行で、トラブルが起きても現地の人と交渉して解決できる」のようなイメージです。
ただし、目標を持っただけでは当然達成できません。
重要なのは、その目標を達成するために何が必要なのかを知ることです。
そこで次にやるべきなのが「敵を知る」ことです。
敵を知る
目標を決めたら、次にやるべきことは敵を知ることです。
ここでいう敵とは、目標達成を阻むものではなく、その目標そのものです。
達成者を探す
まずは既にその目標を達成した人は何をやったのかを調べましょう。
例えばTOEIC900点を目指すなら、まずTOEIC900点を取得した人を探します。フリーランスを目指すなら、実際に案件を獲得している人を探します。
そして、その人たちがどのような学習をしてきたのかを調べます。
共通した学習方法を特定する
ある程度達成者について調べられたら、いくつか共通している学習方法が見つかったかと思います。
一般的な目標だとある程度定番化している学習があったりします。TOEICの単語学習だと、金フレを使うことが多いですよね。
それらの学習法をピックアップしていきます。
なぜその学習が必要なのか理解する
ここが一番重要なのですが、先ほどピックアップした学習法をなぜ行う必要があるのかを自分なりに納得できるまで考えましょう。
全ての学習方法にはそれをやるべき理由があります。
「あの人がやっていたから」という理由で学習法を採用することはおすすめしません。
これは後述しますが、もしその学習法で結果が出なかった時、学習法をコロコロ変えてしまう危険性が伴うためです。
また、その学習法の必要性について理解している方がやる気にもつながります。
大まかな計画を立てる
次に、採用した学習を計画に落とし込んでいきましょう。
ここで大事なのは、完璧に細かい計画を立てる必要はないということです。
計画が予定通りに進まないことを前提として大まかな計画を立てていきます。
目標から逆算して計画を立てる
最終目標から逆算することで毎日のタスクを割り振っていきます。
- 最終目標
- 中期目標
- 月目標
- 週目標
- 日目標
このように細分化していきます。
週目標と日目標は進捗によって柔軟に変更したいので、週や一日の初めに決める程度で大丈夫です。
まずは最終目標、中期目標、月目標を立てましょう。
計画通りにいかないのは当たり前
先ほども書きましたが、基本計画通りに完璧に学習が進むことはあまりないです。
そのため毎日のタスクまでガチガチに決めてしまうと、学習できない日があったときに、全て後ろ倒しになってしまいます。
計画通りにいかなかった時は柔軟に計画を変更してもらって大丈夫です。
月単位の目標は守る
しかし、あまりにも計画を無視してしまうと、最終目標の期限に間に合わなくなってしまいます。
そのため月目標はできるだけ守るようにしましょう。
これを意識して週目標、日目標を設定するのをおすすめします。
正しい努力を継続する
計画を立てたら後は実行するのみです。
少しでも毎日やる
学習を継続するコツは少しでもいいから毎日やるということです。
私は以前まで週3日は勉強しよう。のように曜日で学習する日を決めていました。
しかし、一日休んだ後に学習を再開するのは、毎日学習を継続するよりもエネルギーが必要だと考えています。
もちろん、平日は忙しくて休日しかまとまった学習時間を確保できないという人もいるかもしれません。
そういった方は平日5分の学習でも構いません。とりあえず毎日学習すること。これがとても大切です。
程よい緊張感を保つ
また学習を継続するためには、ある程度の緊張感・プレッシャーが必要です。
一番手っ取り早いのが締切を設けてしまうことです。
資格試験であるなら学習を始める前に受験日を確定してしまうことをおすすめします。
また、友人と競い合ったり、目標を人に宣言する、進捗をネットで公開するなどの方法もあります。
本当にその目標を達成したいのか
努力を継続すること、これはそんなに簡単なことではありません。
継続できない自分に劣等感を感じたり、自分の意志力の弱さを恥ずかしく思ったりすることもあるかもしれません。
ここで考えて欲しいのは、自分は本当にその目標を達成したいのかということです。
継続ができないのは意思が弱いのではなく、自分が思っているよりもその目標を達成したい気持ちが弱い可能性があります。
英語を話せるようになりたいという目標に対して、「英語を話せる人かっこいいから」と思っている人と、「来年から海外でエンジニアとして働きたいから」と思っている人とでは英語を学習する必要性が全く違います。
明らかに後者の方が英語をすぐ話せるようになる必要がありますよね。
継続ができないと悩んでしまう時は、本当にその目標を達成したいと思っているのか考え直して見てください。
意思に頼らず継続する方法
意思力やモチベーションに頼って学習を継続するのは厳しいものがあります。
それらのものに頼らず継続する方法をいくつか紹介します。
締切を先に作る
先述しましたがこれが一番強いです。
目標設定したその日に資格の申し込みなどはしてしまいましょう。
誘惑を減らす
学習せざるを得ない環境に自分の身を置くこと、これも結構効果的です。
スマホをついついいじってしまうなら、SNSアプリを消す、スマホをロックするアプリを入れる、スマホロッキングコンテナを買うなどを試してみましょう。
また自宅で集中できない場合は、図書館やカフェなど別の環境を試してみるのもおすすめです。
ご褒美を作る
勉強できたらゲームができる、美味しいお菓子が食べられる、遊びに行けるみたいに自分へのご褒美を設定することも大切です。
ハードルをめちゃくちゃ下げる
とりあえず机の前に座ってみる。とりあえずやってみる。これくらいまでハードルを下げてあげましょう。
5分だけ頑張ろうと思って始めたら、意外と5分より長く頑張れるものです。
始めるまでが一番労力を必要とするので、ここを超えてしまえば後は楽だと思います。
結果が出ない時との向き合い方
自分なりに結構頑張ったのに、思い通りの結果が出なかった。
そういうことも全然起こり得ます。
目標達成において一番苦しいのは、努力を始めることではなく、努力しているのに結果が出ない期間だと思っています。
方法を疑いたくなる
結果が出なかった時、学習法が悪かったのではないかと思うかもしれません。
しかし本当にそうでしょうか。
例えばTOEICの勉強を始めて1ヶ月で思うように点数が伸びなかったとします。
すると、
- 別の参考書の方がいいのではないか
- 勉強法が間違っているのではないか
- YouTubeで見たあの人の方法の方がいいのではないか
と考え始めます。
私自身もこういった経験があります。
しかし振り返ってみると、学習法が悪かったのではなく、単純に学習量や継続期間が足りていなかっただけというケースも多いと思います。
本当に方法が悪いのか考える
もちろん学習法が間違っていることもあります。
ただ、私は方法を変える前に一度立ち止まって考えるようにしています。
- そもそも十分な期間継続したか
- 本当に必要な学習量をこなしたか
- 達成者も同じような学習をしていたか
を確認します。
結果が出ない原因は、方法そのものではなく時間不足であることも少なくありません。
だから最初のリサーチが重要
この記事の前半で「敵を知ることが重要」と書きました。
達成者を調べ、なぜその学習が必要なのかを理解し、自分なりに納得してその方法を採用する。
ここまでできていれば、少し結果が出ないくらいで簡単に方針を変えようとは思わなくなります。
私は継続するためには意志の強さよりも納得感が重要だと思っています。
自分がコントロールできることに集中する
結果は自分でコントロールできません。
試験の点数も、案件獲得も、就職活動の結果も最終的には自分だけでは決められません。
しかし、
- 学習する
- 行動する
- 改善する
ことは自分でコントロールできます。
結果ばかり気にするのではなく、自分がコントロールできることに集中する方が精神的にも楽です。
努力をやめる方が不安になる
私自身、案件がなかなか獲得できなかった時期がありました。
もちろん不安でした。
しかし今振り返ると、一番不安だったのは行動していない時だったように思います。
学習し、応募し、改善している限り、少なくとも前には進んでいます。
結果は出ていなくても、自分の中では納得できていました。
目標達成までの道のりは長いですが、行動を続けている限りは目標に近づいているはずです。
まとめ
この記事では、私が目標に取り組む際に意識している考え方について書きました。
目標の種類は違っていても、
- 目標を持つ
- 敵を知る
- 計画を立てる
- 正しい努力を継続する
- 結果が出なくても分析する
という流れは共通していると思っています。
もちろん、目標達成に絶対の正解はありません。
人によって向いている方法も違うでしょう。
それでも、達成者を観察し、必要なことを理解し、自分なりに納得した方法を継続することは、多くの目標に共通する考え方ではないかと思います。
もし今達成したい目標があるなら、まずは「敵を知ること」から始めてみてください。
おわりに
現在の私は、9月のTOEIC900点取得を目標に学習を続けています。
この記事で書いた内容も、過去の経験だけではなく、今まさに自分自身が実践している考え方です。
数か月後に目標を達成できているかはまだ分かりませんが、達成者を調べ、必要なことを整理し、計画を立てて継続するという流れは変わりません。
今後は自分の学習の過程や結果についても記事にできればと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。