こんにちは！haruです。
今回は SQLServer の Always On 構成で必要となる WSFC(Windows Server Failover Cluster)をセットアップしていきます。
WSFC とは
複数のサーバーがデータ連携を行うことで、障害発生時に運用中のサーバーが落ちた場合でも、もう片方のサーバーでシステムを続行することができる Windows の機能です。
WSFC に必要な機能をインストール※node1とnode2で実行
1.サーバマネージャーを起動し、「管理」→「役割と機能の追加」をクリックする
2.次へ
3.「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して次へ
4.「サーバープールからサーバーを選択」を選択して次へ
5.特に選択せず次へ
6.「.NET Framework 3.5 Features」を選択
7.「フェールオーバークラスタリング」を選択して次へ
8.インストールを実行
9.閉じるをクリック
フェールオーバークラスターの構成にNODE1とNODE2を追加※NODE1のみで実行
1.フェールオーバークラスターマネージャーを起動
2.構成の検証をクリック
3.次へ
4.[ホスト名.ADのドメイン名]を入力して追加
5.「すべてのテストを実行する」を選択して次へ
6.問題がなければ次へ
検証が始まりました。
7.「検証されたノードを～」を選択して完了をクリック
ちなみに以下のような警告も出ていたりしますが、異常ではないので無視します。
ただ、メッセージでは冗長化構成上の懸念点を教えてくれていますね。
クラスターの作成 ※node1のみで実行
1.次へ
2.「クラスター名」と「IPアドレス」入力し次へ
3.次へ
4.作成中
5.完了をクリック
6.追加したノードを確認
ちゃんと追加されていますね！
WSFCの構築は以上です！