AWS: WorkMailで独自ドメインの「Domain status」が「Missing」, 「Pending Verification」になる

はじめに

AWSのWorkMailで独自ドメインでメールアドレスを作成する際にドメインの所有権関係で詰まった。
具体的にはWorkMailで使用したい独自ドメインの「Domain status」が失敗になっていた。

「Domain onwnership」と「WorkMail configuration」も「Missing」になっていました。

成功後の画像しか無くてすみません。

対象ドメインが名前解決できるか確認

nslookupコマンドを使用して対象ドメインの検証をしてみます。

❯ nslookup -type=NS <domain.name>
;; Got SERVFAIL reply from 192.168.xxx.xxx, trying next server
;; Got SERVFAIL reply from xx.xxxx.xxxx.xxx, trying next server
Server:		xxx.xxx.xxx.xxx
Address:	xxx.xxx.xxx.xxx

** server can't find <domain.name>: SERVFAIL

なにかしらのエラーが起きていて正常に名前解決できていないです。

参考:

対象ドメインとホストゾーンのDNSの設定を確認する

Route53ではドメインを取得するとホストゾーンが作成されるが、作成されたホストゾーンのNSレコードと対象ドメインのネームサーバーがなぜが一致していなく、名前解決ができなかったみたいです。

ドメインのネームサーバー

ホストゾーンのNSレコード

対象ドメインのネームサーバを修正する

ホストゾーンのNSレコードと対象ドメインのネームサーバーが合うように修正します。
対象ドメインのネームサーバーをホストゾーンのNSレコードで更新します。

名前解決ができるか再度試してみる。

いけた！！

❯ nslookup -type=NS <domain.name>
Server:		192.168.xxx.x
Address:	192.168.xxx.x

Non-authoritative answer:
<domain.name>	nameserver = ns-xxx.awsdns.com.
<domain.name>	nameserver = ns-xxx.awsdns.net.
<domain.name>	nameserver = ns-xxxx.awsdns.org.
<domain.name>	nameserver = ns-xxxx.awsdns.co.uk.

Authoritative answers can be found from:
ns-xxx.awsdns.org	internet address = xxx.xxx.xxx.xxx
ns-xxx.awsdns.co.uk	internet address = xxx.xxx.xxx.xxx
ns-xxx.awsdns.com	internet address = xxx.xxx.xxx.xxx
ns-xxx.awsdns.net	internet address = xxx.xxx.xxx.xxx

WorkMailのドメイン所有権が更新されるのを待つ

ドメインのネームサーバー修正後数分待つとWorkMailのDomain statusが「Verified」になっていました。

さいごに

ネットワーク周りの知識の無さを痛感します。。。
ではまた！

参考