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JAWS-UG Presents AI Builders Day開催レポート

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こんにちは、ふくちと申します。

2025年12月20日(土)、池袋サンシャインシティにてJAWS-UG Presents AI Builders Dayが開催されました。

このイベントに運営メンバーとして参加させていただいたので、開催後レポートをまとめていきます。

AI Builders Dayとは

  • 2025年はAIエージェント元年、AWSで生成AIアプリを作る日本の「ビルダー」たちを盛り上げるため、国内最大規模の開発者向けイベントをオフライン開催します
  • 今すでにAIエージェント構築に取り組む開発者はもちろん、これから挑戦したい方、エンジニアでない方の入門を後押しします
  • AWSユーザーコミュニティ「JAWS-UG」主催の学習イベントで、主役は技術セッションです
  • オフラインイベントならではのエンジニア交流機会も創出します

世の中的には「どうAIを使うか」が注目されがちですが、このイベントでは「どうAIアプリ・AIエージェントを作るか」に着目しました。

現在、AWSの各種サービスやOSSなどを活用することでお手軽にAIエージェントを作れるエコシステムが整っています。
そのノウハウや知見をオフラインで共有するという、まさしくLearning is Socialなイベントです。

AI Builders Dayを時系列で振り返る

あまり詳細にお話することはできないですが、AWS AI Heroのみのるんさんには2025年初めの方から元々構想があったようです。
そこから私がどうして運営として携わり、開催までを過ごしてきたかについて軽くまとめておきます。

2025年夏 運営へ

そんな計画が裏で進んでいることは露知らず、2025年7月にCDK Conferenceというイベントに参加した私は「Bedrock Conferenceもやりたい」と発言。

そしてこれに賛同する塚田さんとそのださん。

そして2025年夏、実際にお声がけいただいてイベントの運営へとジョインさせていただきました。
何事もとりあえず言ってみるものですね…

ちなみにこの時、会場も初めて聞いたのですが普通にビビり散らかしました。
CDK Conferenceみたく、AWSさんの目黒オフィス1フロア貸切でやる感じと思っていたんですが、まさかサンシャインシティとは夢にも思っておらず…

また、この段階で「今回は初回開催だし時間もかなり限られているので、できるだけ省エネでいこう。当日のコンテンツを充実させることに力を入れよう」という方針が固まりました。

なので当イベントではJAWS DAYSやFestaのように当日ボランティアなどを募集しませんでした。

  • 最小人数の運営メンバー(5人)
  • 会場のネットワークを担当してくださるNOCチーム(しののめさん・めありーさん中心)
  • 有限会社KINEさん

という形で進めていきました。

2025年夏~秋 諸々の準備とプレイベント

とは言ってもやることはたくさんあります。
イベントサイトページ作成、スポンサー様向け資料作成と展開、CfPの募集と選定、ランチや懇親会の準備、会場のレイアウトやネットワークの相談、当日オペレーション…

大規模なイベント運営は初めて、なメンバーがほとんどだったので、ノウハウを持っている吉田真吾さん・AWSさん・NOCチームのお2人・KINEさんに助けていただきながらなんとか進めていきました。

特にCfPはどれも非常に面白そうなものが多く…運営一同本当に頭を悩ませました。
最終的には倍率が約6倍、100件以上のCfPをいただきました。ご応募いただいた皆様本当にありがとうございました!

そんな中、本イベントは東京のオフライン限定ということで、現地参加できない方も多くいらっしゃいそうでした。
そこで急遽AI Builders Day Onlineを11月27日(木)に決行。ちなみに開催を決定したのは2週間前とかでした。

CfP採択はできなかったけれどどうしても話が聞きたかった方々にご連絡し、短い期間で登壇資料を作り上げていただきました。本当にありがとうございました!

こちらのイベントはYouTubeにアーカイブが残っているので、ぜひご覧ください!

2025年冬 re:Inventを経て、いよいよ開催へ

ラスベガスでのre:Inventには運営メンバーも多く参加していました。そこであったいくつかのアップデートを踏まえて、追加でイベントが2つ立ち上がりました。
気づいたらみのるんさんが立ち上げていて、「これがHeroか…」となっていました。

これらもともにアーカイブが残っているので、ぜひ見てみてください。私も両方に出演させていただいています。

ここまで来るとイベント準備はほぼほぼ完了していました。あとは当日オペレーションの最終確認と登壇資料作成…

だったのですが、直前にネットワーク周りでトラブルが発生。詳しいことは私も知らないのですが、当初予定していたネットワークが引けなくなるとのことでした。
そんな中ベストエフォートで最後まで調整いただいたしののめさん・めありーさん・NOCボランティアの皆様には頭が上がりません。

2025/12/20 イベント当日

いくらかの不安と少しの緊張、そして大いなる楽しみを胸に朝8時会場入り。
そこからは最高の学びの時間でした。

当日のスライドはconnpassや以下のブログに纏っているので、ぜひご確認ください。

向かいの展示ホールで呪術廻戦展がやってたそうですが、こちらの方がよっぽど無量空処していたと思います。どのセッションも大変濃密で、次から次へと新しい知見やノウハウが目に耳に脳に流れ込んできました。

セッション間の休憩が10分では整理が追いつかないという嬉しい悲鳴をあげながら、キーノート2本・ランチLT9本・セッション24本を駆け抜けました。

ご参加いただいた皆様、ご登壇いただいた皆様、本当にありがとうございました!!

そんなお前はイベント中に何をしていたんだという話ですが、トラックAの13:00-13:20でセッション登壇させていただきました。その後はトラックAで司会進行を務めていました。
司会をお褒めいただく機会もあり…本当にありがたい限りでした。

イベント後

懇親会でAWS Hero・Samurai・コミュニティマネージャーな方々から大変ありがたいお言葉をたくさんいただきました。
これからもコミュニティ活動を楽しく継続していくと同時に、もっとレベルの高いこともしたい・これまでと違うことにも挑戦したいという思いが強くなりました。

その後、各地で色んな勉強会に顔を出す度「AI Builders Day面白かったです!良かったです!」といったポジティブなフィードバックを沢山いただきました。

中には「日本ですでにあんなに先進的に取り組まれている方がいてびっくりした」「自分もCfP出したけど、あのセッションを聞くと落ちたのも納得でした」といった声もいただき、当日の発表がやはりハイレベルであったことを実感しました。

そしてたくさんのイベントレポートを書いていただきました。
すべてを拾いきれてはいないと思いますが、私が見つけた範囲で以下に掲載させていただきます。

振り返りと反省

とはいえいくつかのトラブルや改善点もありました。ネットワーク・会場内の導線・スポンサーブース周りなど。
これらについては運営チーム側で共有し、次の改善へ繋げられるようにしていきます。

また、少し全体的に高難易度なセッションも多かったでしょうか。初心者向けトラックなどがあっても良かったなと思いつつ…
とはいえアンケート結果を見ると、イベント全体として大変ご好評いただいたようでした。ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様には感謝してもしきれません、本当にありがとうございました!

ポジティブな面だと、個人的には非常にいい時期にイベント開催できたなと思っていました。

re:Inventが終わって2週間ほど経って少しずつ熱が落ち着いてくる時期。
ここでこれだけの熱量のイベントを開けたので、再度検証意欲やアウトプット意欲が湧いてきた方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。

そして冬休み直前なので時間が取りやすくもある、という最高のタイミングだったんじゃないかなと思っています。

終わりに

私個人としては、第1回目のイベントということでどうなることか不安+オフラインで約200人の前で登壇するのが初で不安+司会進行スムーズに進められるか不安というトリプルパンチでしたが、無事に開催できてよかったです!

コミュニティ運営・カンファレンス運営に携わるすべての皆様に心からの感謝を抱きつつ、これからも楽しくコミュニティを続けていければと思います!

然るべきタイミングが来たら、ぜひ第2回目もやりたいですね…!

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