はじめに
リモートワークで仕事しているとついつい休憩を取ることを忘れて仕事してしまうことも多いかと思います。
少なくとも私は集中していると結構食事を取ることも忘れてしまうタイプなので意図的に集中する時間と休憩する時間を分けるためにポモドーロ・テクニックを使っています。
今回は最近試しているポモドーロテクニックとビジネスツールを紐付けた方法を紹介します。
ポモドーロテクニックとは
1980年代後半に開発された時間管理法です。
作業を25分程度のインターバルに分けて、5分程度の短い休憩で区切る手法です。
オリジナルの方法では、1ポモドーロは作業25分、休憩5〜10分ほどで、4ポモドーロ目の作業が終わった後は長い休憩(20〜30分)を取るといった形です。
この手法は、集中やフロー(ゾーン状態)に対して外的・内的な原因による中断による影響を減らすことを目的としています。
私の仕事環境
- 作業マシン: MacBook Pro
- 予定管理: Google Calendar
- ToDo管理: Google Tasks
- コミュニケーション: Slack
- スマートフォン: iPhone
ツール
PomoDoneAppを使っています。
選んだ理由としては、
- アプリが幅広い端末でサポートされていること
- 連携できるサービスが豊富なこと
- 無料でも使えること
の3点です。
使ってみた感想
Google Calendarとの連携
PomoDoneApp単体でタスクを管理することもできますが、私は普段の予定やタスクをGoogle Calendarで管理していたので連携させてみました。
Connect integrationでGoogle Calendarとあるものを選択してGoogleアカウントで認証すると、下記のようにPomoDoneAppと連携させるカレンダーを指定することができます。
ちなみに下記のような予定が入っていた場合、
PomoDoneAppでは以下のようにタスクとして取り込まれます。
Googleカレンダーで時間ごとに細かくタスクを入力して管理してるような方にはおすすめかもしれません。
ただし、下記のように休憩や打ち合わせなどを挟んで同じタスクに取り込む際に、PomoDoneApp側で同名タスクで分割されてしまうので私はこの方法を諦めました。
Google Tasks
次にGoogle Tasksとの連携を試してみました。
Connect integrationでGoogle Tasksを選択してGoogleアカウントで認証すると、下記のようにPomoDoneAppと連携させるタスクリストを指定することができます。
右下の Sync "Done" status
をEnabledにすると、PomoDoneApp側でタスクの終了させるとGoogle Tasksにも同期させることができます。
上記のようにGoogle Tasksを設定していると、PomoDoneAppでは下記のようにタスクとして取り込まれます。
前述の Sync "Done" status
をEnabledにしておくと、タスクの右側にある✅を押すと、
PomoDoneApp側では打ち消し線が表示されてタスク完了した状態になり、
Google Tasksの方も連動してタスクが完了されます。
個人的にはこちらの方が良いと思って最近はGoogle Tasksでタスクを管理つつ、PomoDoneAppで時間管理しています。
Slackとの連携
他の人とのコミュニケーションにSlackを使用しており、今自分が何をしているかを times_xxx
という分報チャンネルで他の人にも共有してるので、PomoDoneAppでタスクに着手している状況をSlackに通知できると良いなと思い、Outbound integrationsでSlackのconnectを設定しました。
Slackワークスペースを選択・認証すると、PomoDoneAppの投稿先を選択できるので、自身の分報チャンネルを選択して許可します。
連携した状態でPomoDoneAppでタスクを開始すると、Slackに以下のように通知が届きます。
終了時にも通知が届きます。(なぜか2回届いたりしてますが)
PomoDoneApp iOS App
仕事中にスマホを充電しながらPomoDoneAppのタイマーが常に表示されると分かりやすくて良いなと思って使ってみました。
しかし、、、常に表示してるとバッテリーの消費が激しく、本体も高熱になり充電ができなくなるという事態に...
また、4ポモドーロ目のlong breakがうまく機能せずで使用継続を断念しました
PomoDoneApp Chrome Extension
次に試したのはChrome Extensionです。
作業中、多くの時間はWebブラウザを使用しているのでChrome Extensionでも残り時間や通知に気づきやすいと思い導入してみました。
導入すると下記のようにChromeブラウザの拡張機能として表示されます。
ただ残念なことにChrome Extensionからではどのタスクに着手するかを選択することができないという致命的な問題があり使用を断念しました...
PomoDoneApp Web App
常にタイマーを確認はできないですが、インストールも不要なので次はWeb Appを試してみました。
しかし、、、ChromeやArcのブラウザで試したところ、メモリやバッテリー消費を抑えるためでしょうがバックグラウンドでの動作が止まってしまい、そもそも25分経過の通知が来ないという事態...
フォアグラウンドになった際にタイマーの表示も一気に進むものの、これだと集中してると休憩時間に気づけません。
一応Slack連携してればSlackに終了の通知は届くので、そちらで気づくことは可能です。
今後の課題
現状、もっともポモドーロテクニックに必要なことができて、かつ自身の設定したタスクに集中するということができるのはWeb Appっぽいのでこちらを使っています。
まだ試せてないのですが、Desktop Appもあるのでそちらを試したらその感想を踏まえて記事を更新するかもしれません。