用意するもの
- Raspberry Pi Zero W（Raspberry Pi Zero WHでも可）
- microSDカード 16GB以上
- microSDカードリーダー
- microUSBケーブル
- USB ACアダプター（スマホ充電用ので良いです）
- 無線LAN環境
外付けキーボード、外付けマウス、外付けディスプレイは無しで環境構築が可能です。
Mac,Windowsどちらも同じ手順で構築可能です。
構築手順
準備
お持ちのPCにmicroSDカードリーダーを用いて、microSDカードを接続してください。
OSダウンロード
お手持ちのPCを使い、公式サイトからラズパイ用のOSをダウンロードします。
3種類ありますが Raspbian Stretch with desktop の Download ZIP を選ぶのが無難です。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
microSDカードへの書き込み用ソフトウェアのダウンロードとインストール
ダウンロードしたOSをただmicroSDカードにコピーしただけではラズパイでは認識しません。そのため以下の手順でmicroSDカードに書き込む必要があります。
以下から Download for macOS を選択し、ダウンロードしたファイルをインストールしてください。
https://www.balena.io/etcher/
microSDカードにOSの書き込み
前の手順でインストールしたetcherを起動し、以下の手順を実施してください。
1. Select image を選択し、ダウンロードしたOSを選択する。zip形式のままで構いません。
2. Select Drive を選択し、microSDカードのドライブを選択してください。
3. Flash! を選択してください。
4. Flash Complete と表示されたら完了です。
設定ファイルの変更
microSDカードを一度PCから外して、再度接続してください。こうすることでmicroSDカードをbootという名前で認識します。
認識したらmicroSDカードのフォルダを開いてください。
wpa_supplicant.confファイルの作成
wpa_supplicant.confというファイルを作成して以下の内容を記入し、microSDカードのフォルダに保存してください。
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="SSIDを記入してください"
psk="パスワードを記入してください"
}
sshファイルの作成
sshという空のファイルを作成して、microSDカードのフォルダに保存してください。
ここまででmicroSDカードの準備は完了です。
microSDカードをラズパイに挿入
ラズパイの横に挿入口があります。
ラズパイを電源に接続
micro USBケーブルとUSB ACアダプタを用いて、ラズパイのmicro USBポートと電源を接続してください。
ラズパイのMicro USBポートは2箇所ありますが、外側のポートに挿してください。
しばらく待つ
Micro USBケーブルを接続すると緑のLEDが点滅します。点滅から点灯し続ける状態にかわるまで約1,2分待ちます。
ラズパイへ接続
Macの場合は Finder -> アプリケーション -> ユーティリティ -> ターミナル.app を起動してください。
Windowsの場合は powershell を起動してください。
そして以下のコマンドを入力してください。
ssh pi@raspberrypi.local
初回だけAre you sure you want to continue connecting (yes/no)?と表示されますので、yesと入力しエンターを押してください。
その後、パスワードを聞かれますのでraspberryと入力してください。
これで環境構築が完了です。
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