812 点でした。取ろうと決意したのは 1 年前ですが、真剣に勉強したのは 10 日ほどです。仕事が落ち着いていたので、フレックスタイムを駆使して時間を捻出しました。
この記事では、おすすめの勉強法 & 受験法と、補足として私の AWS 関連の経験をお伝えします。
おすすめの勉強法 & 受験法
-
『AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説~』の「第 2 章 各種サービスの概要」を読む
- 買うのはちょっと、という場合は、わからないサービスは検索して調べる。
- SAP-C01 の頃の本だが、Professional まで取るつもりならば買う価値はある。
-
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 試験問題サンプルを解く
- 後述の模擬問題集よりも説明がわかりやすく正確。
- 誤答してしまったり、あやふやだったところはノート1にポイントをメモしておく。以下同様。
- Skill Builder の AWS Certified Solutions Architect – Associate Official Practice Question Set (SAA-C03 - Japanese) を解く
-
【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)を解く
- 会社で年 4 回の Udemy for Business の募集がかかった際にすかさず申し込み、早い者勝ちの競争に勝利したので、無料で利用できた。
- 1,500 円なら自費でもおすすめ。
- 解説が正しいか疑問に思うところは研修で確認するため別途メモしておく。
- Architecting on AWS 研修を受講する
- 問題を解いていて疑問に思ったところを、研修環境で確認したり、講師に質問したりする。
- たぶんアソシエイト試験のバウチャーがついてくる。有効期限は短いので、受講後すかさず申し込む。迷惑メール フォルダーに届く場合があるので要注意。
- 自費での受講は無理だと思うので、自費の人は AWS のアカウントを作って少しでも実際に触れておくと良い。自腹では確認困難なところは勉強会や Qiita で質問すると良いかもしれない。
- 前述の問題集の正答率を上げていく
- Udemy の問題集の方が難しいという噂。
- 9 割取れればたぶん大丈夫。
- 受験する
- 予約前に、利用可能な AWS のキャンペーンがないか検索。
- 受験前にノートを読み返す。
- 誤訳もありえるので日本語でわからない問題は英語も参照する。
- 2 時間後に結果がメールで届いた。
大事なことは以上です。
AWS 関連の経験
真剣に勉強を始める前にどのくらいの知識があったかも記しておいた方が良いと思いますので、AWS 関連の経験を書いておきます。AWS は 2013 年から個人的に触っているのですが、業務として触れられた機会はあまりなく、知識が偏っていました。
個人での利用経験
S3 をファイルの保管と転送用に継続的に使っているほかは、年に数回ネットワーク関連のソフトウェアの動作確認に VPC & EC2 を使う程度です。とはいえ、これらの基本的なサービスを理解していたことは学習を進める上でとても助けになりました。
業務経験
- 2019 年頃、EC2 + RDS 環境の構築と、その環境での Spring Batch の性能検証をしました。サーバーの停止忘れ防止のために EventBridge + Lambda を使ったような気がします。
- 2021 年頃、Serverless Application Model (SAM) を使ってプライベート クラウドで Java で書かれた Lambda を動作確認できるようにしました。業務中に見つけた SAM のバグには、修正のプル リクエストを出し、取り込んでいただくことができました。しかし残念なことに開発したもの自体はお蔵入りになってしまっているため、AWS のクラウドには全く触れられませんでした。
- 2024 年、時々 aws s3 cp コマンドで EC2 にファイルをダウンロードしています。これも一応業務経験ですよね。
研修受講経験
- 2022 年頃、AWS ではありませんが、Architecting with Google Kubernetes Engine 受講
- この研修のおかげで AWS の EKS がどんなサービスなのか想像できた
- 2023 年頃、Architecting on AWS 受講
- 2023 年頃、Advanced Architecting on AWS 受講
反省点
研修を受講してから問題集を解いたので、疑問点を自分で調べなければならず大変でした。問題集で勉強してから研修を受講し、研修で疑問点を解消した方が良かったと思います。研修で試験のバウチャーが貰えるようですので、その意味でも研修は後が良いです。
-
紙か電子媒体かは迷うところです。私は紙派ですが、電子媒体なら検索できたのにと思うことはあります。 ↩