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【iOS/macOS】LLMが選曲したリストをApple Musicへ一括投入! ショートカットだけで完結させる自動化ハック

Last updated at Posted at 2026-01-25

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背景:ストリーミングサービスの「推薦」って満足です?

Apple MusicやSpotifyのレコメンド機能は非常に便利です。しかし物足りなさを感じることも事実です。

過去の再生履歴に基づいた推薦は、どうしても「似たような曲」のループに陥りがちで、真に新しい音楽体験を掘り起こす「探索」としては不十分な気がしています。

例えば「ベースラインがカッコいいインディーズ」や「特定の小説の世界観に合う曲」など、言語化できるが複雑なニュアンスを汲み取った選曲は、現在のストリーミングサービスのアルゴリズムよりも、LLM(ChatGPTやGemini等)の方が得意としています。

しかし、LLMが出力したリストを1曲ずつ手動で検索し、追加して、また検索する……という作業を繰り返すのは、まさに「地獄」の苦行です。 今回は、この断絶を解消する自動化ハックを共有したいと思います。

「まだ聴いたことがない」けど「好きな曲」にぼくは出逢いたいんだ

アプローチ:思考はLLM、実行はショートカット

戦略はシンプルです。 「いい感じの曲を探す」という高度な推論が必要な部分はLLMに任せ、見つかった曲をライブラリに反映させる作業を「ショートカット.app」で自動化します。

  • 思考(選曲): LLMに特定フォーマットでリストを出力させる。
  • 実行(登録): クリップボード経由でリストを受け取り、ショートカットで高速実行する。

実装:うまくいった方法

大まかな流れ

  1. LLMでリスト作成: 指定のフォーマットで出力させ、クリップボードにコピーします。
  2. ショートカット起動: クリップボード内のテキストを1行ずつ解析します。
  3. 自動検索と追加: Apple Musicのカタログから曲を特定し、ライブラリとプレイリストに反映します。

ショートカットのアクション詳細

スクショ(260125_LLMプレイリスト_rev02)に基づきます。

CleanShot 2026-01-25 at 08.56.36_opt.jpg

  • クリップボードを取得
    • LLMが生成したリストを受け取ります。
  • テキストを要求
    • 入力内容を編集できるバッファを挟み、コピペミスを修正可能にします。
  • 「改行」で分割
    • 1行につき1曲として処理するため、データをリスト化します。
  • 各項目を繰り返す
    • 分割した各項目(曲名)に対して、以下の処理をループさせます。
  • iTunes Storeで検索
    • 重要: Apple Musicアプリ内検索ではなく「iTunes Store」アクションを使用します。
  • マイミュージックライブラリに追加
    • 最重要ポイント: 検索結果を直接プレイリストに入れようとするとエラーで弾かれるため、一度ライブラリを経由させて「型変換」を行います。
  • プレイリストに追加
    • 指定したプレイリストへ登録します。
  • 通知を表示 / ミュージックを開く
    • 完了を知らせ、即座に試聴を開始できるようにします。

【失敗の記録】うまく行かなかったこと

一見簡単そうですが、実は「純正アクションの仕様」による高い壁がありました。

  • 型の壁」による拒絶
    • iTunes Storeの検索結果は「Store Product」(購入用データ)であり、そのままではプレイリスト用の「Media Item」として扱えません。 これを無理やり追加しようとすると MPErrorDomain 5 というエラーで拒絶されます。
  • AppleScriptの限界
    • Macの最終兵器であるAppleScriptも、クラウド上のカタログ(未所持の曲)を検索する機能は持っていません。
  • LLMのウソ
    • 困ったらLLM(ChatGPTとGemini)に聞くんですが、ショートカット.appの学習量が少ないからか、ウソが多いんですよね。便利なんですけれど、肝心のところでだいぶ遠回りさせられました。

iOS/macOS、機能追加がどんどんあるのはいいんですけど、ぜんぜん整合性が取れてなくて(取れていないように見えることが多くて)、イラッとすること多いですよね…😢

あ、いちばん悩まされたのはGeminiさんのウソ(ハルシネーション)かも

付録:LLM側へ渡すプロンプト例

CleanShot 2026-01-25 at 12.21.43_opt.jpg

LLMにはこんなプロンプトで出力させるとよいでしょう。

「アーティスト名 曲名」の形式で、1行に1曲ずつリストアップして。余計な挨拶や番号は一切不要。コピペで使えるようにコードブロックで出力して。

条件:

  • 10曲
  • 歌詞が日本語じゃないもの
  • ベースラインがかっこいいもの
  • ジャンルはオルタナ、インディーズ、EDM、R&Bなど幅広めでOK

おわりに

AppleさんやSpotifyさんのアルゴリズムも、だいたい良いものですが、自らの意思で『まだ耳にしていない名曲』を探索する体験は、かなり楽しいです。

LLMというフィルタと、ショートカットという泥臭い自動化を組み合わせ、ようやく「検索地獄」から解放されました。純正のショートカット.appは、一度ライブラリにある曲を操作する段階になれば、非常に優秀で柔軟なツールですね!

今回の『型変換ハック』を入り口にして、ぜひあなただけの最強の音楽環境を構築してみてください。

ほんとは、AppleMusicやSpotifyにこの機能を提供してほしいんですけれども

それでは、ハッピー・リスニング!

環境と参考リンク

環境

  • ショートカット バージョン7.0(4046.0.2.2)
  • iOS 26.2
  • iPhone 15 Pro
  • macOS Tahoe 26.2
  • MacBook Pro (14-inch, 2024)

リンク

この記事は、LISTENでしゃべった内容をネタに記事化するテストでもあります

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