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複数のオンラインカレンダーを、ミスなく事故らず使いたい

Last updated at Posted at 2022-04-18

はじめに

これまで、2つのドメインのGoogleカレンダー(以下gcal)を、連携して使用していました。あくまでも目的は「予定の見落としによる事故(=ダブルブッキング)を起こさず、平和なカレンダー生活を送る」です。

設定の詳細は、GoogleWorkspaceのカレンダーについて、ドメインをまたいだ共有を、なるべく便利に(じぶんのイメージと合うように)した に書きました。

ざくっとまとめると

  • macOSではブラウザでカレンダーを扱う
  • gcal-Aがメインで、gcal-Zは補助的な役割とする
  • iOSは、gcal-Aを見に行く

となっていました。こうして平和なカレンダー生活を送っていましたが、ある日Outlookのカレンダーoutlook-Yがやってきたのです。もちろんoutlook-Yくんは悪い奴じゃないんですが、google村とは異なる風習を持っているので、天下泰平で安穏としていた村の平和は打ち破られたのです。

風習の違いによる問題点

  • outlookからgcalへの共有(一方通行)は簡単にできる(ics利用)

のですけれども、

  • outlookとgcalの同期は、不可能ではないがトラブルが多い(らしい)
  • gcalは、同期のタイミングをgcalが決めていて、いつ同期されるかわからない(強制同期はできない)
  • gcalは、outlookに対してかんたんに共有はできない(らしい)

といった問題がありました。そのため、ブラウザで見られるカレンダー(gcalまたはoutlook)にカレンダーを集約し、1箇所で集中的にハンドリングすることがむずかしいことがわかってきました。

そこで、macOS標準のカレンダーアプリをハブにしようとおもいました。その場合、気をつけなければならないことが見つかってきました。

  • outlook-Yの予定をブラウザで変更し、gcal-A経由で見ようとすると、即時に反映されない

細かいことや経緯はさておき、要はシンプルな方針で再構築しなければならないことがわかりました。

新しい方法(概要)

構成をシンプルにしました。つまり

  • macOS/iOSともにアプリ使用を基本とし、ブラウザは補助的に用いる
  • 各カレンダー(gcal-A/Z,outlook-Y)は、自分のドメインの予定のみ変更可能、他のドメインの予定は表示するだけ
  • gcal-A/ZをmacOS/iOSと連携するに当たっては、同期設定を用いて必要最低限に絞る

新しい方法(詳細)

目的(再掲)は、あくまでも「予定の見落としによる事故(=ダブルブッキング)を起こさず、平和なカレンダー生活を送る」です。

共通事項

gcal-Aの設定

gcal-A gcal-Z outlook-Y macOS iOS
A11 表示 変更 変更
A12 表示 変更 変更
A13 表示 変更 変更
A14 表示 変更 変更
A21(日本の祝日)
A22 表示 表示
A23 表示 表示
A24 表示 表示

gcal-Zの設定

gcal-Z gcal-A outlook-Y macOS iOS
Z11 表示 変更 変更
Z21(日本の祝日)

outlook-Yの設定

outlook-Y gcal-A gcal-Z macOS iOS
Y11 表示 表示 表示 表示
Y21(日本の休日) 表示 表示
Y31

おわりに

カレンダーにおける心の平穏を取り戻したようにおもいます。まあ、しばらく使ってみないとわかりませんが。

オンラインカレンダーは便利ですけれども、それぞれの村の風習がちょっとずつ違うので、ベストの方法を探るのはむずかしい(たのしい)ですね。

楽しいんですけれども、ノンテックユーザにとっては無理ゲーですよね。みなさん、どうやってマネジメントしているのでしょうか。

環境

ここで書いていることは、下記のバージョンで実施しました。

  • WeekCal 13.3.7 (2)
  • iOS 15.4.1
  • FireFox 99.0.1
  • Vivaldi 5.2.2623.26
  • Google Chrome 100.0.4896.88
  • macOS Monterey 12.3.1
  • MacBook Pro (14-inch, 2021)
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