はじめに
この度MicrosoftのAZ-700試験(Azure Network Engineer Associate)を受験してきましたので、勉強した内容と受験した感想を書いておきます。
これから受験される方の参考になれば幸いです。
前提
- AZ-900/AZ-104は取得済み
- AzureはAPIMを少し触ったぐらい
- AWSの実務経験あり
- AWS認定は全て取っています(詳細はこちら)
学習内容
これまでの資格試験と同様にまずは他の方のAZ-700の勉強方法を調べてみたのですが、思った以上に受験記事が見つからず、結局社内で最近取得された方がいたので、その方から勉強方法を教えていただきました。
具体的な勉強方法としては、公式が出している以下のラーニングパスがあるので、こちらを使って勉強しました。
他には調べて出てきたいくつかのサイトに問題が載っていたのでそれも一応解きましたが、ちょっと怪しかったのでここでは敢えて書きません。
公式ラーニングパス
Microsoftでは、MicrosoftのWeb上で無料公開しているe-Learning形式の学習ツールとして、MS Learnと呼ばれるものがあります。
その中にはAzure基礎を学べるラーニングパスやGitHubでのソフトウェア構築を学べるラーニングパス等、様々なラーニングパスが提供されています。
ラーニングパスは更にモジュールという単位で構成されており、モジュールごとに学習内容が分かれています。
今後の試験内容によっては変わる可能性はありますが、この記事執筆時点だとAZ-700のラーニングパスは以下のようなモジュールで構成されています。
- Azure 仮想ネットワークの概要
- ハイブリッド ネットワークを設計して実装する
- Azure ExpressRoute を設計して実装する
- Azure での非 HTTP(S) トラフィックの負荷分散
- Azure での HTTP(S) トラフィックの負荷分散
- ネットワーク セキュリティを設計して実装する
- Azure サービスへのプライベート アクセスの設計と実装
- ネットワーク監視を設計して実装する
勉強方法としては上記のモジュールを覚えるまで繰り返し学習しました。
また、それと併せて実機を触る時間は今回なかったので、以下のような関連するサービスの作成手順を公式のドキュメントを参照して作成時に必要なパラメータ等を確認しました。
基本的に勉強した内容としてはそれだけです。(それしかできなかったとも言えますが)
ラーニングパスだけだと詳細なところが学びきれないので、そのあたりは別のドキュメントで補完する必要はあると思いますが、必要な知識はラーニングパスにまとまっているので、これから勉強される方はまずそちらをやってみるのが良いと思います。
受験した感想
自分の場合は詳細な学習を詰めるところが甘かったので、結構わからない問題も出てきましたが、多少AWSで得た知識も使いつつ何とか解き切りました。
最終的な試験時間的には余裕がありましたが、MS試験特有の出題形式にまだ慣れていなくて問題の把握に結構時間をかけてしまいました。
難易度的には予想したレベルを超えてこない程度だったので、そこは特に問題なかったです。
受験結果
思ったよりも余裕もって合格できていました。
勘で回答した問題がいくつか正解してそうな気がします笑
おわりに
Azureのネットワークはほとんど知らなかったので、今回の学習で詳しく知れてよかったです。(尚、使えるとは言ってない)
AWS試験などに比べると受験記事が全然少なかったので、誰かのためになればと記録として残しておきます。
今調べてみると過去に受験された方の記事が見つかったので調べ方が悪かったのかもしれません。
自分は受験前に読んでないですが、ご参考までにリンク貼っておきます。