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AWS資格取得で年収は本当に上がるのか? – Qiita・レバテック等の統計データで検証【2026年版】

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AWS資格取得で年収は本当に上がるのか? – Qiita・レバテック等の統計データで検証【2026年版】

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はじめに

「AWS資格を取れば年収は上がるのか?」

SNSで「AWS SAA取得して年収200万UP!」「資格取得で転職成功!」といった投稿を見かけたことはありませんか?

私は監視オペレーター2年、インフラ運用・保守1年、そして設計・構築を7年経験してきたインフラエンジニアです。ハンズオンラボの運営メンバーとして、多くのエンジニアのキャリア相談を受けてきました。

その中で最も多い質問が、この「資格と年収の関係」です。

結論から言うと、AWS資格取得者は年収が高い傾向にあるのは事実です。 しかし、「資格を取れば自動的に年収が上がる」という単純な話ではありません。

今回は、Qiita記事やレバテック、YouTube動画など複数の信頼できる統計データをもとに、AWS資格と年収の相関関係を徹底検証します。そして、実際に年収アップを実現するための具体的な戦略をお伝えします。


データ検証① AWS資格取得者と年収の相関

AWS資格取得者は年収600万円以上の割合が高い

まず、Qiita記事「AWS資格で年収は本当に上がるのか?データで検証してみた」から引用したデータを見てみましょう。

サーバーワークス社の調査によると、以下のような明確な傾向があります:

項目 AWS資格取得者 AWS資格未取得者
年収600万円以上の割合 53% 38%
年収600万円未満の割合 47% 62%

解釈のポイント:

  • 資格取得者の過半数が年収600万円以上
  • 未取得者は6割以上が600万円未満
  • 明らかに相関関係が見られる

さらに注目すべきは、年収1,200万円〜1,500万円の高年収層では、資格取得者の割合が未取得者より明らかに高いというデータです。

資格レベル別の年収データ

同じくQiita記事のデータから、資格レベルごとの年収相場を見てみましょう:

資格レベル 平均年収 差分
AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト (SAA) 約570万円 -
AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル (SAP) 740万円〜760万円 +30%

重要なポイント:
プロフェッショナル資格を取得すると、アソシエイトレベルと比較して約30%の年収増が期待できるというデータがあります。

レバテックの統計データ

レバテックキャリアの調査データによると:

  • AWSエンジニアの平均年収: 509万円
  • 年収中央値: 550万円
  • 月収: 32万円

エンジニア全体の平均年収504万円と比較すると、AWSに関わるエンジニアの平均年収は**+5万円高い**水準です。

年収分布の実態

レバテックの求人データから見る年収分布(2026年1月時点):

年収帯 求人数 割合の目安
300〜400万円 302件 -
400〜500万円 1,275件 ボリュームゾーン①
500〜600万円 1,133件 ボリュームゾーン②
600〜700万円 885件 -
700〜800万円 496件 -
800〜900万円 296件 -
1,000万円以上 110件 ハイクラス層

データから読み取れること:

  • ボリュームゾーンは400〜600万円
  • 700万円以上の求人も一定数存在
  • 1,000万円超えの求人は全体の約2%

データ検証② 年収アップの具体的なパターン

実例1: YouTube「CloudTech 5周年アンケート結果速報」

IT女子RisaさんのYouTube動画で紹介されたCloudTech永久会員のアンケート結果によると:

  • 回答者の約80%がAWS認定を取得
  • 約30%の方が年収・単価アップを実現
  • 年収200万円UPの事例も複数報告

具体的なコメント例(動画内で紹介):

「約100万円の年収アップとキャリアチェンジをどちらも達成できました。」

「年収が100万以上アップし、家族を養っている身としては安心して生活できるようになりました。」

実例2: AWS実務1.5年で単価15万円アップ

noteの記事では、SESエンジニアの単価交渉事例が紹介されています:

  • AWS実務経験: 1.5年
  • 単価変化: 60万円 → 75万円(+15万円/月)
  • 年収換算: +180万円

成功のポイント:

  • AWS資格取得(SAA)
  • 実務での構築経験
  • 具体的な成果の提示

年収アップの3つのパターン

複数のデータソースから、年収アップには以下の3つのパターンがあることがわかりました:

パターン① 転職による年収アップ(最も多い)

  • 年収増加幅: +50〜150万円
  • 成功要因: 資格+実務経験+ポートフォリオ
  • タイミング: 資格取得後3〜6ヶ月以上経過

パターン② 社内昇給(資格手当+評価向上)

  • 年収増加幅: +20〜50万円
  • 成功要因: 資格取得のアピール+社内プロジェクトでの実績
  • タイミング: 評価面談時

パターン③ SES単価交渉(個人事業主・フリーランス)

  • 単価増加幅: +5〜15万円/月(年換算+60〜180万円)
  • 成功要因: 資格+実務経験+交渉スキル
  • タイミング: 契約更新時

年収アップまでの期間

データから見える現実的な時間軸:

タイミング 年収変化 該当割合(推定)
資格取得直後 ほぼ変化なし 約90%
3〜6ヶ月後 転職活動開始・単価交渉 約30%
1年後 年収アップ実現 約40〜50%

重要な洞察:
「資格を取っただけで年収が上がった」人は少数派です。多くの場合、資格取得後に実務経験を積み、そのスキルを評価してもらうプロセスが必要です。


データ検証③ 年収が上がらない人の特徴

複数のQiita記事やnote記事から共通点を抽出した結果、年収が上がらない人には以下の3つのパターンがありました:

パターン① 資格だけ取って実務経験がない

典型的な例:

  • 「AWS SAA取ったけど実務でAWS触ったことない」
  • 「資格は持っているが管理画面を開いたことがない」
  • 「試験対策の知識だけで現場の問題解決ができない」

なぜ評価されないのか:
転職市場や単価交渉の場で、企業が見ているのは「知識」ではなく「実務で問題を解決できる力」です。資格は「最低限の知識を持っている証明」に過ぎません。

私の経験から:
10年間のキャリアで、採用面接を担当した際、資格だけを持っている候補者と資格+実務経験を持っている候補者では、明らかに評価が変わります。

実際の現場では:

  • 予算制約の中でのサービス選定
  • セキュリティポリシーに準拠した設計
  • 既存システムとの兼ね合い
  • トラブルシューティング

といった、資格試験では学べない「現場の判断力」が求められます。

パターン② アウトプットがない

典型的な例:

  • 職務経歴書に「AWS SAA保有」と書くだけ
  • GitHubやQiitaでの技術発信ゼロ
  • 個人プロジェクトやポートフォリオがない

なぜ評価されないのか:
資格は多くのエンジニアが持っています。差別化するには、「実際に何ができるのか」を証明する必要があります。

データが示す事実:
Qiita記事によると、AWS資格取得者の77.3%が副業をしているというデータがあります。これは、資格取得後も継続的にスキルを磨き、実務経験を広げている証拠です。

パターン③ 年収交渉をしていない

典型的な例:

  • 資格を取っても会社に伝えていない
  • 昇給交渉をしたことがない
  • 転職サイトに登録すらしていない

なぜ年収が上がらないのか:
日本企業の多くは、黙っていても自動的に昇給してくれるわけではありません。特にSES企業では、エンジニア自身が単価交渉をしなければ、会社側から提案されることは稀です。

私が見てきた事例:
ハンズオンラボ参加者の中にも、「資格を取ったけど年収が変わらない」と相談に来る方がいます。話を聞くと、資格取得を上司に報告していないケースが非常に多いです。


年収アップを実現するための3ステップ

データと10年の経験を踏まえて、AWS資格を本当の武器に変える3ステップをご紹介します。

✅ ステップ1: 資格取得 + 実務経験

具体的なアクション:

1-1. 社内の小規模案件で実務経験を積む

  • AWS関連の困りごとを積極的に引き受ける
  • 「CloudWatch設定」「EC2構築」など小さなタスクから始める
  • 失敗を恐れず、まずは触ってみる

1-2. 個人プロジェクトでポートフォリオを作成

  • AWS無料枠を活用してWebサーバー構築
  • Terraformでインフラをコード化
  • 構成図とともにGitHubに公開

1-3. ハンズオンラボで実践的なスキルを習得

  • 実機を触りながら学習できる環境
  • 現役エンジニアに質問し放題
  • 同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨

私の経験:
監視オペレーター時代に初めてAWS資格の勉強を始めました。資格試験に合格したときは嬉しかったのですが、実際の現場で「CloudWatch設定しといて」と言われたとき、手順書を探しても見つからず、どこから手をつけていいか分からなかったことを覚えています。

その後、ハンズオン形式で実際に手を動かす学習環境に参加したことで、「知っている」から「できる」に変わりました。

✅ ステップ2: アウトプットで実務経験を見える化

具体的なアクション:

2-1. 技術記事を書く

  • Qiita/Zenn/note: AWS構築手順、トラブルシューティング事例
  • 個人ブログ: 資格勉強法、学習記録
  • 目安: 月1〜2本の記事投稿

記事ネタの例:

- 【AWS初心者向け】EC2でWebサーバー構築してみた
- AWS SAAに3ヶ月で合格した勉強法
- CloudWatchアラームで夜中に起こされた話
- Terraformでインフラをコード化してみた

2-2. GitHubで成果物を公開

  • 構成図: draw.ioやAWS Architecture Iconsで作成
  • Terraformコード: VPC、EC2、RDSなどの構築コード
  • ドキュメント: README.mdに構築手順と学びを記載

2-3. コミュニティで発表する

  • ハンズオン勉強会: 学んだことをアウトプット
  • 社内勉強会: AWS活用事例を共有
  • LT(Lightning Talk): 5分間のプレゼン発表

なぜアウトプットが重要なのか:
転職面接や単価交渉の場で、「AWS SAAを持っています」だけでは弱いです。しかし、「Qiitaで50いいねをもらった記事があります」「GitHubに実装例を公開しています」と言えれば、具体性が格段に上がります。

✅ ステップ3: 年収交渉・転職活動

具体的なアクション:

3-1. 社内での資格取得アピール・昇給交渉

タイミング: 評価面談、1on1ミーティング
アピールポイント:

  • 取得した資格名と取得日
  • 資格取得後に担当したAWS関連業務
  • 今後の業務でどう活かすかの提案

交渉例:

「先月、AWS SAAを取得しました。資格勉強で学んだ知識を活かし、社内のCloudWatch監視設定を改善したいと考えています。また、資格手当の適用をご検討いただけますでしょうか。」

3-2. SESなら単価交渉

タイミング: 契約更新の1〜2ヶ月前
交渉材料:

  • AWS資格取得の事実
  • 実務での成果(定量的に)
  • 他社での単価相場(レバテックなどのデータを活用)

交渉例:

「現在の単価は月60万円ですが、AWS SAA取得後、EC2の設計・構築を3案件担当し、コスト最適化で月5万円の削減を実現しました。市場相場を調べたところ、同等のスキルセットで月75万円の単価が提示されています。単価見直しをご検討いただけますでしょうか。」

データが示す単価相場(SES):

  • AWS実務未経験: 月40〜50万円
  • AWS実務1年以上: 月60〜70万円
  • 設計・構築経験あり: 月70〜85万円

3-3. 転職エージェントに登録、市場価値を確認

おすすめの行動:

  • レバテックキャリア: IT特化、AWSエンジニア求人が豊富
  • 複数社登録: 2〜3社に登録して市場価値を比較
  • 職務経歴書の準備: 資格+実務経験+アウトプットを記載

転職のタイミング:
データによると、資格取得後3〜6ヶ月以上実務経験を積んでから転職活動を始めた方が、年収アップ幅が大きい傾向があります。

レバテックのデータによる年収イメージ:

経験年数 年収相場
AWS実務未経験〜1年 350〜450万円
AWS実務1〜3年 450〜600万円
AWS実務3〜5年 600〜800万円
AWS実務5年以上 800万円〜

まとめ: 資格はスタート地点、実務経験とのセットが武器になる

データまとめ表

項目 データソース 結果
資格取得者の年収600万円以上割合 Qiita(サーバーワークス社調査) 53%(未取得38%)
AWSエンジニア平均年収 レバテック 509万円
AWSエンジニア年収中央値 レバテック 550万円
プロフェッショナル資格の年収 Qiita 740〜760万円(SAA比+30%)
年収アップ実現者の割合 CloudTechアンケート 約30%
年収200万UP事例 YouTube・note 複数報告あり
資格取得者の副業率 Qiita(サーバーワークス社調査) 77.3%
業務に役立ったと回答 Qiita(サーバーワークス社調査) 99%

検証結果のまとめ

今回、複数の統計データを検証した結果、以下のことが明らかになりました:

✅ 事実1: 相関関係は存在する

  • AWS資格取得者は、未取得者と比べて年収600万円以上の割合が高い(53% vs 38%)
  • プロフェッショナル資格保有者は、アソシエイト資格保有者より約30%年収が高い

✅ 事実2: 因果関係は単純ではない

  • 「資格を取れば自動的に年収が上がる」わけではない
  • 年収アップには「資格+実務経験+アウトプット+交渉」の4点セットが必要

✅ 事実3: 年収アップまでに時間がかかる

  • 資格取得直後に年収が上がる人は少数派(約10%未満)
  • 3〜6ヶ月の実務経験を経て、転職や単価交渉で年収アップ(約30〜50%)

✅ 事実4: 継続学習が重要

  • 資格取得者の77.3%が副業をしている
  • 高年収エンジニアほど、学び続ける姿勢を持っている

私からのメッセージ

AWS資格は、決して無駄ではありません。データが示すとおり、資格取得者の99%が「業務に役立った」と実感しています。

しかし、それはあくまで**「スタート地点」**です。

私自身、AWS SAA取得後、半年で年収50万円アップを実現しました。しかしそれは、資格取得直後ではなく、実務経験を積んでから転職したタイミングでした。

SES時代には、AWS資格を武器に単価交渉して月単価+10万円を達成した経験もあります。そのときも、資格だけでなく、実際にAWSで構築した経験と成果物があったからこそ、交渉が成功しました。

AWSインフラエンジニア1〜2年目の皆さんに伝えたいのは、以下の3つです:

  1. AWS資格取得者は年収600万円以上の割合が高い — これは事実
  2. 年収アップには「資格+実務経験+アウトプット」の3点セットが必要
  3. 資格取得は「年収アップのスタート地点」であり、その後の行動が重要

データは相関関係を示していますが、因果関係を作るのは、皆さん自身の行動です。


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