Unity2020でVuforiaをインストールする
Unity2020以降、PackageManagerのUnity Technologyの公式パッケージからVuforiaは無くなりました。
今後VuforiaはAsset StoreもしくはPTCから入手することになります。
インストール前の注意
Vuforiaのインストール時に本体のプロジェクト設定をかなり広い範囲で上書きしてきます。
よく目立つ範囲では下記の項目があります。
- アイコン
- パッケージ名
- バージョン
- バンドルバージョン
アイコンについてはCommonフォルダのインポートを避けることで上書きを避けられます。
それ以外はプロジェクトセッティングのフォルダのインポートを避けることで上書きを避けられますが、
最初の1回目は設定が必要なので、上書きを受容する必要があります。
Unityのアップデートか何かでVuforiaの再インポートが必要になった場合は既に必要な設定は済んでいると思われるので
プロジェクトセッティングのインポートは不要になると思われます。
方法1
まずはこちらを試してください。
Asset StoreからVuforia Engine(インストール用)を入手する
蛇足ですがUnity2020からUnity Editor内のAsset Storeが無くなりました。
Web版のAsset Storeを開くように誘導されます。
Asset StoreからVuforia Engineを検索して購入(無料)してください。
PackageManagerからVuforiaをインストールする
Unity内でPackageManagerを開き、左上のPackagesからMy Assetsを選んでください。
ここから購入したAssetが選択できるのでVuforiaを選択して↓ボタンを押してダウンロードしたのち、
右下のimportボタンからプロジェクトにインポートしてください。
このときVuforiaの本体がPTCから自動的にDLされます。(結構時間がかかります)
正しくインストールされていればGameObjectからVuforia Engine -> ARCameraなどが追加できるようになります。
方法2
方法1がダメな場合、もしくはVuforia本体のDLが済んでおり、再度DLがめんどくさいとき。
古いプロジェクトとかでごちゃごちゃしてる時は方法1が失敗するケースもありました。
最近のUnity2020.1周りだと、Unityのバージョンが変わるたびにVuforiaがPackageにいなくなることがあり、
さらにMy Assetからのインストールもできないケースが手元で発生したため、
こちらの手段(tarball)を準備しておいた方が良いかもしれません。
ptcからVuforia本体を入手する
から最新のVuforiaを取得してください。
PackageManagerでVuforiaを追加する
PackageManagerの左上の+ボタンを押してtarballからパッケージを追加してください。
先ほどDLしたファイルが選べます。
この方法でインストールしたVuforiaもちゃんとPackageManagerでアップデートできるので安心です。