[2枚目]Nutanix Advent Calendar 2019 12/16分の記事です。
#vDiskの対応形式について
ディスクのイメージはソフトウェアや各種ハイパーバイザーで形式が決まっております。
Nutanixの場合は基本的にKVMベースとなっており、最終的にはqemu-imgを使用しているようです。
つまり、qemu-imgに対応するイメージであれば基本的に使用できると考えて大丈夫なようです。
Openstackの解説によりますと以下の形式に対応しております。
QCOW2 (KVM, Xen)
QED (KVM)
raw
VDI (VirtualBox)
VHD (Hyper-V)
VMDK (VMware)
よって、基本的に広く使われているハイパーバイザー型やホスト型で使用されている形式は対応していると考えられます。
#rawイメージについて
もし仮にrawイメージを使われる方がいらっしゃいましたらqcow2などに圧縮されることをおすすめします。
容量によっては転送時間が大きくなるためです。圧縮方法については、上記Openstackのサイトに記述がありますので参考にしてください。
#ファイルアップロードの前に
windowsの仮想マシンの場合には事前にvirtioをインストールする必要があります。
他にも、webサーバーを立てる必要があります。
Prism上からURLの指定がない場合タイムアウトしてしまうからです。
webサーバーの必要スペックですが、ストレージ容量があり、ギガビット対応のNICがあれば基本的に大丈夫でしょう。
#アップロード方法
CE-20180211のイメージでは、prismからアップロードができませんでした。ですのでCLIにて行う必要があります。
※最新版ではできる可能性がありますが、確認し次第追記します。
cvmにSSH接続し、acliから以下のコマンドを入力します。
acli image.create [イメージ名] image_type=kDiskImage source_url=http://webサーバーのIPアドレス/イメージファイル名 container=アップロード先のコンテナ名
#確認
prismの設定、イメージからディスクイメージが登録されていれば大丈夫です。
もし、何かあればエラーから確認を行ってください。
ディスクイメージを登録後からは通常の仮想マシンを作成する際にアップロードしたイメージを指定すればそのまま起動することができます。