はじめに
この記事はGLOBIS Advent Calendar 2022 の12日目の記事です。
今回は「元プログラマーがQAの世界に入るまで」と題しまして、異色の経歴と自負している私のグロービスとの出会いやジョインまでの流れを振り返ってみたいと思います。
簡単な経歴
- 茨城県に生まれ、大学まで地元で過ごす。
- 都内のIT企業で4年半、社会保険労務士法人で半年勤務。
- 2022年4月にグロービスにジョイン。現在はGLOBIS 学び放題のQAを担当。
GLOBIS 学び放題とは?
グロービスが持つビジネスナレッジを、基礎から実践まで、いつでもどこでも学べる動画サービスです。動画の長さは1本3分から気軽に学習ができます。また、新人・若手からリーダー層まで成長目標に合わせたコンテンツをご用意しています。
グロービスに出会うまで
IT企業時代
私は4年半ほど都内のIT企業で働いていましたが、働いていく中で不安は募っていくばかりでした。不安に思っていたことは、「この会社で働き続けて本当に良いのか」「そもそも今の仕事は自分に合っているものなのか」「これから先、生き残ることができるのか」というものでした。
そんな中、とある受託案件に携わることになりました。現場では何度もプロジェクト崩壊の危機に直面しました。私は日々の業務をこなすことで精一杯で、飛び交う業界専門用語もあまり理解できていませんでした。周りの仲間が疲弊していく中で、私にできたことは本当に少なかったと思います。
社労士法人での出会い
その後の経緯は割愛しますが、私は一度IT企業から離れることになりました。
当時利用していたくらし・しごと相談支援センターの職員の方の勧めで職業訓練に通うことになり、そこで得た知識を生かすことのできる社会保険労務士法人に入社しました。
社会保険労務士法人ではさまざまな背景をもつ方々が働いていました。その中で最も印象に残っている方がいます。その方の趣味は資格を取ることで、勉学に励むことが全く苦ではないということでした。仕事も勉学の一部であると認識し、日々本当に楽しそうに働いている姿が印象的でした。
私が本当にやりたかったこと
私は社会保険労務士法人で生き生きと働いている人の姿を見て、これまでの自分に足りなかったものが何なのかを自覚しました。それは「学び」です。
「学び」は新しい知識やスキルを身につけることによって、生き方や働き方の選択肢を増やし、人生の幅を広げるものであると私は考えています。この「学び」を自ら実践するだけでなく、必要とする人に届けたいという気持ちが強くなり、転職を決意しました。
グロービスとの出会い
グロービスの選考を受けるきっかけとなったのは、エージェントからの紹介でした。実を言うと、QAエンジニアという職種はグロービスの募集を見るまで知りませんでした。
QAエンジニアとしては私は完全に未経験でしたが、紹介されたのも何かの縁だし受けてみよう!ということで選考を受けることになりました。
選考を受けてみて面接回数の多さと課題(エッセイ)があることに驚きました。選考を通じて、他のどの企業よりも「私」を見てくださっていると感じ、入社後の具体的なイメージも湧いてきたため、面接の回数が増えるにつれ入社意欲も高まっていきました。
採用の連絡があったときは、これまでの自分の考えを肯定してもらえたようでとても嬉しかったです。
グロービスにジョインしてみて
あっという間に半年が経過していた、というのが正直な感想です。諸先輩方のおかげで比較的早く組織に馴染むこともでき、存在感を発揮できるようになってきたような気もします。(勤続年数が長く見られることが多く、「○○のときはこうだったよね」と話を振られるのですが、「そのとき私はまだ入社してないです」と返しています)
QAエンジニアとして
QAエンジニアとしてはまだまだ駆け出しの状態ですが、日々難しさとやりがいを感じつつ仕事に取り組んでいます。元プログラマーの私から見て、QAの難しさとやりがいを3つずつ挙げてみたいと思います。
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QAの難しさ
- 幅広いテスト技法の知識が必要になる
- 細かい仕様が定まっていない段階でテスト計画・設計を行うことがある
- ブラックボックステストが中心なので、中身の分岐が分かりにくい
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QAのやりがい
- 設計不備が原因の不具合を発見できる
- ユーザーの立場に立って違和感のある挙動を発見できる
- QA活動によってより良い品質のプロダクトを提供できる
私は将来的には、プログラマーとしての経験を活かして自動テストの実装をしたり、ユーザフィードバックを製品に還元したりするなど、単なるテストという枠に留まらない QA 活動を行うことで、より良い品質を追求していきたいと思っています。
一人でも多くのお客様に質の良い学びを提供できるよう尽力していきます。
さいごに
この記事を読んでくださっているみなさんの中には、私と同じような不安を抱えている方もいるかもしれません。
社会人になって数年は「適職とはなんだろう」と悩んでいた私でしたが、今思うことは思い切ってキャリアチェンジに挑戦して本当に良かったということです。
少しでも新しいことに挑戦しようと思っているなら、一歩踏み出してみて欲しいなと思います。人生を変える出会いが待っているかもしれません。
ご自身のキャリアに悩まれている方や、何か新しいことに挑戦したいと考えている方の参考になれば幸いです。
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