やりたいこと
- PLATAUE SDKでUnityに出力したモデルをWebAR化する
- マーカーを紙に印刷して、その上のモデルをWebARとして表示することで、実際の都市モデルを共有して街づくりワークショップなどに使えると思う
(おそらくHololab様とかがやっているワークショップとかはHolo2とかのデバイスでそのようになことをやっているとおもう) - WebARの作成とデプロイは(zapworks)[https://zap.works/] * を使う
- SaaSでWebARが作成できるサイト。こちらのサイト単独でもWebARが作成できるが、今回はSDKを利用してUnityからプロジェクトを作成する
参考資料
zapworksのSDK利用、デプロイはAR Fukuoka 様の下記資料を利用させていただいた
https://speakerdeck.com/takashiyoshinaga/unitytozapworksdeshi-meyouwebarkai-fa
環境
OS: Windows 11
Unity Version: 2019.4.40f1 LTS
(PALATAUE側のプロジェクトは2021.3.30f1)
手順
Unityプロジェクトの作成
- UnityHubからプロジェクトを作成
- Unity 2019.4.x を選択する**
** 記事執筆時点でUnity 2019.4.xはUnityHubからインストールができないため、(こちら)[https://unity.com/ja/releases/editor/archive]にアクセスしてダウンロードを行う必要がある - 3D Coreを選択して、プロジェクトを作成する
zapworks アカウント作成とプロジェクト作成、SDKの入手
- (zapworks)[https://zap.works/]にSignUpし、アカウントを作成する***
*** Google/MS/SlackのアカウントでSSO可能
- アカウントの画面から + アイコンをクリックし、New Projekctの作成を行う
- UniversalARを選択する
- Unityを選択する
- こんな感じのprojectができるので、プロジェクト名を編集する(今回はARTestとした)
- 画面上部のInstall/Download をクリックする
- 表示されたgithubのURLをクリップボードにコピーする
SDKのUnityプロジェクトへの導入
- Unityプロジェクトの Window > Package Mnager を選択する
- InProject を選択後、 + をクリックし、Add package from git をクリックする
- 先ほどコピーしたSDKのURLを入力して、add をクリックする
- SDKのインストールが進み、Zapperが表示されたらOK
プロジェクトの実装
やること
- ARプロジェクト用にZapper Cameraを作成
- Markerとなる画像を取り込み、zptオブジェクトを生成してImage Tracking Target に設定する
- Image Tracking Targetを認識した場合、そのTargetの上に表示するオブジェクトを設定する
手順
- Main Cameraを削除する
- Zapper > Camera > Rear Facing Camera を追加
- Zapper CameraがHierarchyに追加されていればOK
- Zapper > Image Tracking Target を選択
- Image Tracking Target がHierarchyに追加されていればOK
- Zapper > Editor > Open Image Trainer を選択
- Source Image path に画像ファイルを指定して、Startを選択する
必要であればhttp://arfukuoka.lolipop.jp/zapworks/sample.zip を展開いただくとSample画像がある
- しばらく待つとZapper Image Tracking Target のTarget プロパティに先ほど取り込んだzptファイルが選択可能になるので、選択する
- PLATAUEプロジェクトで生成したオブジェクトを取り込む
- Assetで右クリックを行い、Create > Folder を押下し、PLATAUEというフォルダを作る
- 新規作成したフォルダを右クリックし、Import New Asset を選択し、前回 出力したすべてのファイルを選択する
- Import したすべてのオブジェクトをZapper Image Tracking Targetの子要素になるようにドラッグ&ドロップする
- オブジェクトがでかすぎるので、すべてのオブジェクトを選択した状態でサイズを調整する
- 今回はRotation をY:-180、Scaleをすべて0.01とした
- プロジェクトはこれで完成なので、プロジェクトをCrtl+Sで保存
ビルド&デプロイ
ビルド
- File > Settings を選択する
- WebGLを選択して、Switch Platform を選択する & しばらくまつ
- Player Settings を選択する
- Player > Resolution and Presentation > Zapper 2019 を選択する
- Build を実行し、出力先を選択する
デプロイ
- Buildされたディレクトリ配下のすべてのファイルを選択してzip化する
- zap works で先ほど作成したプロジェクトのページにアクセスし、Uplpoad/Publishをクリックする
- 作成したzipファイルをドラッグ&ドロップする
- バージョン情報を入力し、Uplpoad & Publish を選択する