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OJT 番外編 その2 Apacheを監視する

Last updated at Posted at 2025-04-17

はじめに

この記事は以下の続きになります。
https://qiita.com/hamada-kc/items/9ef3dd19ab9cbdc29bb3

最終目的

Apacheの監視し、復旧まで行ってみる

利用するツール

putty

apacheの監視設定を行っていく

EC2にIAMロールを設定する

前提知識

  • Apacheを監視するためには、対象のEC2にIAMロールを設定する必要がある
  • IAMロールには特定のポリシーをアタッチ(付与)することで、機能するようになる

  • IAMを開き、ロールをクリックする
    image.png
  • 以下表に従い入力し、次へをクリックする
項目 設定値
信頼されたエンティティタイプ AWSのサービス
サービスまたはユースケース EC2
ユースケース EC2
  • ポリシーは「CloudWatchAgentServerPolicy」をアタッチする
  • ロール名は以下にて設定し、ロールを作成をクリックする
OJT-[自分の苗字]-cloudwatch

EC2にロールをアタッチする

  • EC2の画面に移動し、自分のインタンスを選択する
  • インタンスの状態、セキュリティ、IAMロールを変更の順番でクリックする
    image.png
  • IAMロールの選択欄にて、先ほど作成したロールを選択しIAMロールの更新をクリックする
  • アタッチに成功すると以下のように先ほど作成したロールが表示される
    image.png

作成したEC2にCloudWatch Agentをインストールする

  • 作成したEC2にputtyを使いSSH接続する
  • 以下コマンドを入力し、インストールし起動する
sudo dnf install amazon-cloudwatch-agent
sudo /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/amazon-cloudwatch-agent-ctl -a start
  • 起動しているか確認する
systemctl status amazon-cloudwatch-agent
  • 以下画像ようになっていたら起動している
     ※active(running)となっているか確認する
    image.png

CloudWatch Agentの設定ファイルを作成する

  • 以下コマンドを順番に入力し、設定ファイルを作成する
sudo su
cd /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/etc/
vi cloudwatch-agent.json
  • viから始まるコマンドを入力すると専用の入力画面になるので、以下をコピペする

viコマンドの操作方法は自分で調べてください。

{
    "metrics": {
        "metrics_collected": {
            "procstat": [
                {
                    "exe": "httpd",
                    "measurement": [
                        "pid_count"
                    ],
                    "metrics_collection_interval": 60
                }
            ]
        }
    }
}
  • 以下コマンドで、設定ファイルを適用させる
/opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/amazon-cloudwatch-agent-ctl -a fetch-config -m ec2 -c file:/opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/etc/amazon-cloudwatch-agent.json -s
  • 5分ほど待つと、CloudWatchにhttpdのメトリクスが追加されている

メトリクスが取得できているか確認する

  • CloudWatchの画面を開き、以下画像を参考に進める
    image.png
    image.png
    image.png
  • 自分のインタンスIDを入力すると「httpd」という名前のものが表示される

適用したばかりだと、メトリクスになにも表示されませんが10分ほど待つと青い線が表示されます。

アラートを設定する

  • 前回行った手順を参考に進めていく
  • 設定値は以下にする
項目 設定値
統計 1分
しきい値の種類 静的
procstat_lookup_pid_count が次の時... より低い
... よりも 1
通知 アラーム状態
次の SNS トピックに通知を送信 既存のSNSトピックに通知を送信
作成したSNSを選択
アラーム名 [自分の苗字]-[対象のインタンスID]-apache

OJTの講師の方へ
どんな手段でもいいので、apacheを止めてください

アラームの確認と対応

  • Apahceの停止を行いしばらくすると、個人のメールアドレスにAWSからアラートメールが届きます
  • 自分で考えて復旧させてください
  • 今の設定状態だと、アラートメールは届きますが復旧通知がきません
    アラートの設定変更を行い復旧通知がくるようにしてください

最後に

これで一通りの構築から監視設定、復旧作業までできたと思います。

全員が業務で常に使う知識ではないと思いますが、勉強になったら幸いです。

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