はじめに
前回作成したEC2に対し、監視設定を行う
最終目的
監視設定をする
監視設定とは
監視設定とは、対象のサーバーを監視し以上があった際にアラート(警告)を出し必要に応じて対応するために行います。
監視設定を行っていないと、サーバーが動作していない事に気づくのが遅れ、お客様に多大なご迷惑をおかけすることになります。
利用するツール
とくになし
CloudWatchを使い監視設定をする
SNSの設定をする
- アラート発生後、メールを送信し検知できるようにしたいのでSNSの設定をする
SNS=Amazon Simple Notification Service
ざっくり説明すると、登録したメールアドレスにメールを送信するサービスです。
項目 | 設定値 |
---|---|
タイプ | スタンダード |
名前 | OJT-[自分の苗字]-alarm |
表示名 | OJT-[自分の苗字]-alarm |
- 作成後以下画面に移動するので、サブスクリプションの作成をクリック
- プロトコルはE-メール、エンドポイントは自分のメールアドレスを入力しサブスクリプションの作成をクリックする
- 自分のメールに認証通知がくるので、認証する
認証をしないと、アラートメールが届かないので注意してください。
また認証メールの認証方法は自分で調べてください。
CPU使用率の監視設定
- AWSコンソールにログインし、CloudWatchを開く
- すべてのアラーム、アラームの作成の順番でクリックする
- 以下画像に従って進めていく
- インタンス別メトリクスをクリック
- 監視設定をしたいEC2のインタンスIDをコピーし以下に貼り付ける
- 今回はCPU使用率を監視するのでCPUUtilizationの欄のチェックボックスにチェックをいれる
- メトリクスの選択をクリックする
- 以下表に従い入力する
統計 | 期間 | しきい値の種類 | アラームの条件 | ...よりも |
---|---|---|---|---|
平均値 | 5分 | 静的 | より大きい | 90 |
- アラーム状態トリガーはアラーム状態を選択し、既存のSNSトピックから先ほど作成したトピックを選択する
- アラーム名は以下にする
[自分の苗字]-[対象のインタンスID]-CPUUtilization-High-90%
- 最終確認をし問題なければ、アラームの作成をクリックする
最後に
これでCPU使用率が90%以上になった場合、個人のメールアドレスに通知がくるようになります。
届いた際の対応は必要に応じて、EC2自体の再起動だったり、apache等の再起動をおこなったりします。
このあたりの対応は、保守契約時の契約内容によります。
次は、apahceの監視を行い停止した際の起動まで行っていきます。