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【AWS】SecurityHubでアカウント間の委任関係を設定する

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はじめに

今回はSecurityHubでアカウント間の委任関係を設定したので備忘録として残したいと思います。
※AWS Organizationsを利用していないアカウントで設定しています。

注意事項

各設定値に関しては状況によって適切な値をご設定いただくようにお願いいたします。

前提

AWS Configを各アカウントで事前に設定済みの状態です。

SecurityHubとは

AWSのセキュリティベストプラクティスのチェックを実施し、アラートを集約したり、自動修復したりできるようにするサービスです。

イメージ図

SecurityHubの検知結果を集約することができます。
スクリーンショット 2023-03-27 064826.png

設定

1.各アカウントでSecurityHubを有効化
2.マスターアカウントでメンバーアカウントの追加
3.マスターアカウントからメンバーアカウントへ招待を送信
4.メンバーアカウントで招待を承諾

1.各アカウントでSecurityHubを有効化

1.[SecurityHubに移動]をクリックします。
スクリーンショット 2023-03-26 235327.png
2.セキュリティ基準を選択し、[SecurityHubの有効化]をクリックします。
今回は個人アカウントなのでAWS基礎セキュリティのベストプラクティスのみを選択しています。
スクリーンショット 2023-03-27 070520.png

2.マスターアカウントでメンバーアカウントの追加

1.[設定]をクリックします。
スクリーンショット 2023-03-27 070425.png
2.[Add accounts]をクリックします。
スクリーンショット 2023-03-27 070643.png
3.アカウントID、メールアドレスを入力して[Add]をクリックします。
スクリーンショット 2023-03-27 073240.png
4.[Next]をクリックします。
スクリーンショット 2023-03-27 070908.png

3.マスターアカウントからメンバーアカウントへ招待を送信

1.[Invite]をクリックします。
スクリーンショット 2023-03-27 071007.png
2.[Invite]をクリックします。
スクリーンショット 2023-03-27 071048.png

4.メンバーアカウントで招待を承諾

メンバーアカウントのSecurityHub にアクセスします。
1.[設定]からアカウントタブを開きます。
アカウントIDがマスターアカウントのIDであればAcceptをONに設定します。
スクリーンショット 2023-03-27 071245.png
2.[Accept Invitation]をクリックします。
スクリーンショット 2023-03-27 071334.png

確認

マスターアカウントでSecurityHubにアクセスすると、
"Enabled"と表示されていることを確認できます。
スクリーンショット 2023-03-27 071616.png
また、トップページから先ほど設定したメンバーアカウントの情報も閲覧できることを確認できます。
スクリーンショット 2023-03-27 072631.png

まとめ

今回はSecurityHubにおいてアカウント間の委任関係を設定しました。
次はGuard Dutyのアカウント間の委任関係を設定したいと思います。

公式ドキュメント・参考にさせていただいた記事

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